2025年4月13日から10月13日まで開催中の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」。広大な会場を効率よく、そして快適に楽しむためには、会場マップが不可欠なナビゲーションツールとなります。
しかし、「どんなマップがあるの?」「どこで手に入る?」「アプリは便利なの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。万博会場は非常に広く、多数のパビリオンや施設が点在するため、事前の情報収集と計画がスムーズな万博体験の鍵を握ります。
この記事では、大阪・関西万博の会場マップに関するあらゆる情報を徹底調査。公式サイトで提供されるマップの種類から、便利な公式アプリの機能、さらには会場での入手方法や注意点まで、あなたの万博訪問をサポートするための完全ガイドをお届けします。
■この記事を書いた人:万博博覧会マニア・博覧会評論家

これまでに訪れた博覧会は、ドバイ、ミラノなど、国内・海外合わせて7つほど。2025大阪関西万博では通期パスを購入済み、ほぼ毎日会場へ。しかし、事前予約抽選では、ほどんど当選しなかった運のない人間。
■監修・記事配信:おひとり様TV
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【大阪・関西万博】公式マップは何種類ある?
大阪・関西万博では、来場者の多様なニーズに応えるため、複数の公式マップが用意されています。大きく分けて、①公式アプリ内のデジタルマップ、②ダウンロード可能なPDFマップ、そして③特定のニーズに対応した特殊マップの3種類があります。
- 公式アプリ内デジタルマップ: スマートフォンアプリ上で利用できるインタラクティブなマップです。リアルタイム情報やナビゲーション機能が期待されます。
- PDF形式の公式マップ: 事前にダウンロード・印刷して持ち歩けるマップです。基本的な会場レイアウトや施設情報を把握するのに適しています。
- 特殊マップ: バリアフリー情報に特化したマップや、感覚過敏の方に配慮したセンサリーマップ、視覚障がい者向けの触知図など、特定の配慮が必要な方向けのマップが用意されています。
これらのマップは、それぞれ特徴や提供される情報が異なります。例えば、アクセシビリティを重視するならバリアフリーマップ、リアルタイムな混雑状況やルート案内を求めるならアプリのデジタルマップ、といった具合に、自身の目的や状況に合わせて最適なマップを選ぶことが重要です。この選択肢の多さは、多様な来場者を受け入れ、「いのちをつなぐ」という万博のテーマにも通じる配慮と言えるでしょう。
▼この「ぴあ」のガイドブックは、パビリオン名が入った地図マップが付いているのでおすすめです。2025万博会場内で販売している200円の紙のマップは、パビリオンは記号表記なので見にくかったですね。
▼万博会場内で販売している紙の会場マップ(200円)はパビリオンは記号表記です。
【大阪・関西万博】公式アプリ内デジタルマップの種類と使い方は?
万博体験をより便利にするために、複数の公式アプリが提供されており、その中核機能の一つがデジタルマップです。特に注目すべきは「EXPO 2025 Visitors」と「EXPO2025 Personal Agent」の2つのアプリのデジタルマップです。
EXPO 2025 Visitors:万博情報のハブアプリ
「EXPO 2025 Visitors」は、万博の公式情報ポータルとしての役割を担うアプリです。
- 主な機能:
- 会場マップ表示: パビリオン、レストラン、トイレ、ショップなどの施設の位置を確認できます。現在地表示機能や周辺施設検索機能も搭載予定とされていますが、リリース時期は未定です。
- 施設・イベント情報: 各パビリオンのテーマや概要、イベントのスケジュールや出演者情報などを閲覧できます。
- 予約連携: アプリからEXPO2025デジタルチケットサイトへ遷移し、パビリオンやイベントの観覧予約(抽選申込含む)が可能です。
- その他: グッズ&ショップ情報、グルメ情報、サポート情報(よくある質問など)の確認、関連サービスへのリンクなどが集約されています。
- ユーザーからの評価:
- 課題: リリース当初から、ユーザーからはUI(ユーザーインターフェース)の使いにくさに関する指摘が多く見られます。具体的には、「パビリオン検索が全文検索で関係ないものが上位に出る」「カテゴリやエリアでの絞り込みができない」「リスト表示で詳細を見た後に一番上に戻ってしまう」「お気に入り機能がない」「マップ画像の読み込みが遅い、重い」といった声が挙がっています。これらの点は、特に会場でのリアルタイムな利用においてストレスとなる可能性が懸念されます。
- 期待: 一方で、万博情報を一元的に確認でき、予約システムと連携している点は評価されています。今後のアップデートによる改善が強く望まれています。
このアプリは、情報収集や事前計画、予約管理には有用ですが、マップ機能の操作性やパフォーマンスについては、現状では課題がある可能性を認識しておく必要がありそうです。
EXPO2025 Personal Agent:AI搭載のナビゲーション特化アプリ
NTTグループが提供する「EXPO2025 Personal Agent」は、AIを活用したナビゲーション機能に特化したアプリです。ダウンロードはこちら
- 主な機能:
- 高機能マップ: パビリオン、イベント、グルメ等の施設情報に加え、予約制施設の空き状況や、エリアごとの混雑状況(トイレ、飲食店含む)をマップ上で確認できます。
- ルート案内: 現在地から目的地までの最適なルートを案内します。経由地設定も可能で、トイレなどに立ち寄るルートも検索できます。
- ARナビゲーション: スマートフォンのカメラをかざすと、進むべき方向がAR(拡張現実)で表示されるため、地図が苦手な人でも直感的に移動できます。この機能は会場全域で利用可能とされています。
- AIプラン提案: ユーザーの興味関心や移動効率を考慮し、AIが最適な1日の周遊プランを自動作成します。
- レコメンド機能: AIがユーザーの好みを推定し、おすすめのパビリオンやイベントを提案します。
- ユーザーからの評価:
- 「EXPO 2025 Visitors」と比較して、地図の見やすさやナビゲーション機能の評価が高い傾向にあります。特にARナビゲーションは、広大な会場での移動を助ける強力なツールとして期待されています。
- ただし、こちらも新しいアプリであり、実際の会場でのパフォーマンスや、特定の機能(例:音声読み上げでの混雑状況確認)については未知数な部分もあります。
会場内での移動や、リアルタイム情報に基づいた柔軟な計画変更には、「EXPO2025 Personal Agent」がより強力なサポートを提供してくれる可能性があります。ゼンリンの地図データと歩行者向けルート案内技術が活用されており、建物の入口情報なども整備されている点が、その精度の高さを支えていると考えられます。
アプリ利用のポイント
- 併用も検討: 現状では、「EXPO 2025 Visitors」を情報収集・予約管理用、「EXPO2025 Personal Agent」を会場ナビゲーション用として、両方をダウンロードしておくのが賢明かもしれません。
- 事前準備: アプリは会場到着前にダウンロードし、アカウント登録や初期設定を済ませておきましょう。
- バッテリー: マップやGPS、AR機能はバッテリー消費が激しい可能性があります。モバイルバッテリーの持参を強く推奨します。
複数のアプリが存在することは、一見すると複雑に感じるかもしれませんが、それぞれの強みを理解し使い分けることで、より快適な万博体験が可能になります。ただし、特に「Visitors」アプリの操作性に関する指摘が多い点は、万博のデジタル戦略と来場者の実体験との間にギャップが生じる可能性を示唆しており、今後の改善が待たれます。
【大阪・関西万博】印刷可能なPDF形式の会場マップは何種類ある?
公式ウェブサイトからは、印刷可能なPDF形式の会場マップが複数提供されており、無料でダウンロードできます。これらは、アプリが使えない状況や、紙ベースで全体像を把握したい場合に非常に役立ちます。以下が主要3種類の印刷可能なPDF形式の会場マップです。
- 種類:
- Expo 2025 公式マップ: 会場全体の基本的なレイアウト、パビリオン、主要な営業施設(レストラン、ショップなど)、トイレ、救護所、交通アクセスポイントなどが記載されています。カラー版とモノクロ版、A3サイズとA4サイズ(4分割)が用意されています。
- Expo 2025 公式バリアフリーマップ: 通常マップの情報に加え、エレベーター、多目的トイレ(車いす・オストメイト対応)、こども用トイレ、授乳室、アクセシビリティセンターなどのバリアフリー関連情報が詳細に記載されています。こちらもカラー/モノクロ、A3/A4版があります。
- Expo 2025 公式センサリーマップ: 光、音、においなど、感覚に関する情報が掲載されています。カームダウン・クールダウンルームの場所や、刺激が強い可能性のあるパビリオンなどが示されており、感覚過敏の方などが安心して過ごせるように配慮されています。こちらもカラー/モノクロ、A3/A4版があります。
- 入手方法:
- 大阪・関西万博公式ウェブサイトの「会場マップ」ページからPDFファイルをダウンロードできます。
- ダウンロードは無料です。
- 更新情報:
- 各PDFマップには最終更新日が明記されています。例えば、2025年4月11日更新版や、2025年3月31日更新版などが公開されています。訪問直前に最新版を確認し、ダウンロードすることをお勧めします。
- マップには「掲載情報は特定時点のものであり、実際の会場と異なっている場合がある」旨の注意書きが含まれることがあります。これは、大規模イベント特有の流動性を示すものであり、ある程度の柔軟性を持ってマップを利用する必要があります。
これらのPDFマップは、特に電波状況が不安定な場合やスマートフォンのバッテリー切れに備えるための、信頼性の高いバックアップとして機能します。また、複数のマップが用意されていることは、インクルーシブな万博を目指す姿勢の表れでもあります。
【大阪・関西万博】会場で購入する紙マップは有料版と無料版が有り!
マップの入手方法は、主にデジタル(ダウンロード、アプリ)と、会場での物理的な入手(有料販売、無料配布)に分かれます。会場での紙マップは有料版と無料版の2種類があります。
- デジタルアクセス(推奨):
- 会場での物理マップ(紙):
- 一般マップの無料配布なし: 公式には、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、一般的な会場マップの無料配布は行われないと明記されています。これは、紙資源の節約を目指す取り組みの一環です。
- 有料販売: 会場内で公式の紙マップが 1部200円(税込) で販売されています。販売場所は以下の4箇所です:
- 東ゲート広場案内所
- 西ゲート広場案内所
- 東ゲートアクセシビリティセンター
- 西ゲートアクセシビリティセンター
これらの場所は入場後すぐに分かりますが、購入希望者が多く、時間帯によっては30分~40分程度の待ち時間が発生することもあるようです。
- 無料配布される特殊マップ: バリアフリーマップの一種である公式センサリーマップ(紙版)と、視覚障がい者向けの公式触知図は、会場内の特定の場所で無料で提供・利用できます。場所は、東ゲート広場案内所、西ゲート施設案内所、東ゲートアクセシビリティセンター、西ゲートアクセシビリティセンターです。これらのマップを必要とする方は、事前にこれらの場所を把握しておくことが重要です。
- 非公式な入手経路: フリマアプリ(メルカリ、PayPayフリマなど)で公式マップが出品されていたり、万博関連のガイドブックにマップが付属していたりする場合もあります。ただし、非公式な情報源の場合、マップのバージョンが古い、あるいは正確性に欠ける可能性もあるため注意が必要です。
- 印刷: ダウンロードしたPDFは、自宅やコンビニエンスストアのプリントサービスを利用して印刷できます。A3サイズが見やすいですが、持ち運びやすさを考えるとA4サイズ(分割印刷)も選択肢になります。
推奨される戦略:
万博のマップ入手戦略としては、①事前に公式ウェブサイトから最新のPDFマップ(通常版、必要であればバリアフリー版やセンサリー版も)をダウンロード・印刷しておく、②公式アプリ(特にナビゲーション用に「Personal Agent」)をダウンロードし、使い方に慣れておく、という2点が基本となります。
会場での紙マップ購入は、あくまで補助的な選択肢と考え、行列や売り切れのリスク、追加費用が発生する可能性を念頭に置くべきです。万博側がデジタル化を推進し、紙の無料配布を行わない方針であることは、来場者にとって事前の準備が一層重要になることを意味します。
【大阪・関西万博】会場マップでパビリオンの見つける時のコツは?
広大な万博会場を効率よく巡るには、マップ上の主要な施設やポイントの位置を把握しておくことが重要です。ここでは、会場マップでパビリオンの見つける時のコツをご紹介します。
パビリオンの見つけ方のコツ
マップ上では、各パビリオンが名称と共に、ゾーンを示すアルファベットと番号(例: A-01、E-02)で示されていると考えられます。主要なパビリオンの例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 海外パビリオン: セルビア館 (A-01)、ドイツ館 (A-13)、アメリカ合衆国館 (D-04)、中華人民共和国館 (D-15)、サウジアラビア館 (A-06) など多数。
- 日本政府館: 日本館 (E-09)。
- 国内・企業・団体パビリオン: NTTパビリオン (E-01)、大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn (E-02)、三菱未来館 (E-04)、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 (E-05)、住友館 (E-06)、PASONA NATUREVERSE (G-02)、GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION (G-04)、ガスパビリオン おばけワンダーランド (G-08) など。
- シグネチャーパビリオン: 「いのち」をテーマにした8つのパビリオン。例: いのち動的平衡館 (C-04)、いのちの遊び場 クラゲ館 (C-06)、Better Co-Being (C-08) など。
- テーマ施設: 未来の都市 (H-02)、東日本大震災からの復興を発信するパビリオン など。
会場は複数のゾーン(例: コネクティングゾーン(A)、セービングゾーン(B)、シグネチャーゾーン(C)、エンパワーリングゾーン(D)、東ゲートゾーン(E)、西ゲートゾーン(G)、フューチャーライフゾーン(H)、静けさの森ゾーン)に分かれているようです。このゾーニングを意識すると、目的のパビリオンを探しやすくなるでしょう。
主要な来場者向け施設
快適な万博体験のために、以下の施設の場所をマップで確認しておきましょう。凡例(レジェンド)をよく見ることが重要です。
施設・サービス | マップ上の表示(凡例例) | 主な場所・備考 | 関連情報マップタイプ |
---|---|---|---|
出入口(ゲート) | (名称表示) | 東ゲート、西ゲート | 全マップ |
案内所 | ? (アイコン) | 東ゲート広場、西ゲート施設案内所など | 全マップ |
トイレ(一般) | (トイレアイコン) | 会場各所、リング上にも設置 | 全マップ |
トイレ(多目的・こども用) | (専用アイコン) | バリアフリーマップで詳細確認 | バリアフリーマップ、全マップ |
ベビーケア・授乳室 | (専用アイコン) | ベビーセンター、各トイレ施設付近など | バリアフリーマップ、全マップ |
救護所 | (十字アイコン) | 医療救護施設 | 全マップ |
レストラン・飲食エリア | (ナイフ・フォークアイコン) | 会場各所、パビリオン内レストラン、ORA外食パビリオン「宴 UTAGE」(G-06) | 全マップ |
物販店・ショップ | (買い物袋アイコン等) | 店舗・売店、公式ストア | 全マップ |
休憩所 | (ベンチアイコン等) | 会場各所、団体休憩所も複数あり | 全マップ |
アクセシビリティセンター | (名称表示) | 東ゲート、西ゲート | バリアフリーマップ |
カームダウン・クールダウン | (名称表示/専用アイコン) | 感覚過敏の方のための静かな部屋 | センサリーマップ |
喫煙所 | (タバコアイコン) | 会場外(再入場手続き必要) | 全マップ(場所注意) |
コインロッカー | (ロッカーアイコン) | 主要ゲート付近など | 全マップ |
EVバス停留所 | (バスアイコン) | 会場内移動用 | 全マップ |
(注: 上記は凡例や情報からの推測を含みます。実際のマップでご確認ください)
交通アクセスポイント
会場へのアクセス方法によって利用するゲートや交通ハブが異なります。マップで位置を確認しましょう。
- 鉄道: Osaka Metro 中央線 夢洲駅 (東ゲート側)。
- バス・タクシー:
- 西ゲート 夢洲第1交通ターミナル: 駅シャトルバス、万博P&Rシャトルバス、船シャトルバス、空港バス、高速バス、タクシー。
- 西ゲート 夢洲第2交通ターミナル: 団体バス。
- 船: 夢洲浮桟橋 (船シャトルバスで西ゲートへ接続)。
- 自転車: 夢洲自転車駐車場 (東ゲート側)。
- 障がい者用駐車場: 夢洲障がい者用駐車場 (東ゲート側)。
このように、利用する交通手段によって会場への入口が大きく異なるため(鉄道は東、多くのバスやタクシーは西)、到着後の移動計画を立てる上で、マップによるアクセスポイントの確認は非常に重要です。
アクセシビリティ情報
バリアフリールートや施設の詳細情報は、公式バリアフリーマップで最も詳しく確認できます。エレベーター、スロープ、多目的トイレなどの位置が明示されています。また、公式センサリーマップは、光や音に敏感な方にとって重要な情報源となります。公式アプリ「EXPO2025 Personal Agent」では、トイレの混雑状況確認機能があり、将来的には車椅子対応ルートの表示なども期待されますが、現時点ではPDFの専用マップが最も確実な情報源と言えるでしょう。日本館のように、パビリオン公式サイトでバリアフリー情報を提供している場合もあります。
【大阪・関西万博】マップの更新は忘れずに!最新情報をキャッチアップ
万博の会場情報や運営状況は、会期が近づくにつれて、また会期中にも変更される可能性があります。そのため、常に最新の情報を入手することが重要です。更新を忘れずに!
- マップの更新:
- PDFマップ: 公式サイトのダウンロードページで「更新日」を確認し、常に最新版を利用するようにしましょう。古いバージョンのマップでは、情報が現状と異なっている可能性があります。
- 公式アプリ: アプリは、ストアを通じて随時アップデートされることが期待されます。アプリストアで最新バージョンに更新されているかを確認し、プッシュ通知などを活用して最新情報を受け取る設定にしておくと良いでしょう。アプリ内のマップ情報も、サーバー側で更新される可能性があります。
- アプリの改善への期待:
- 特に「EXPO 2025 Visitors」アプリについては、ユーザーから多くの改善要望が寄せられています。開発側もこれらのフィードバックを受け、会期中も含めて継続的にアップデートを行い、操作性やパフォーマンスを向上させていくことが期待されます。万博という世界的なイベントの公式アプリとして、より快適で使いやすいものへと進化していくか注目されます。
- 「EXPO2025 Personal Agent」も、機能追加や改善が行われる可能性があります。
- 情報源:
- 万博公式サイトや公式アプリ、公式SNSなどで、マップに関する更新情報や重要なお知らせが発表される可能性があります。定期的にチェックすることをお勧めします。
万博という大規模かつ長期間にわたるイベントでは、情報の鮮度が非常に重要です。特に、混雑状況や施設の営業時間は変動する可能性があるため、アプリのリアルタイム情報(提供されていれば)や、会場内の案内表示なども合わせて確認すると良いでしょう。
2025万博の会場マップ(公式アプリ、PDF、紙マップ)の入手方法、種類、使い方、注意点に関する完全ガイドのまとめ
大阪・関西万博の広大な会場を最大限に楽しむためには、会場マップの活用が不可欠です。最後に、マップに関する重要なポイントと、来場者へのアドバイスをまとめます。
マップリソースの概要:
- PDFマップ (公式サイトから無料ダウンロード):
- 公式マップ: 基本的な会場レイアウトと施設情報。事前計画やオフラインでの確認に最適。
- 公式バリアフリーマップ: アクセシビリティ情報が充実。
- 公式センサリーマップ: 感覚過敏の方に配慮した情報。
- 公式アプリ (無料ダウンロード):
- EXPO 2025 Visitors: 情報ハブ、予約連携、基本的なマップ機能。操作性に課題ありとの声も。
- EXPO2025 Personal Agent: AIナビゲーション、ARルート案内、リアルタイム情報(混雑等)。会場内移動に強み。
- 物理マップ (会場):
- 一般マップ: 無料配布なし。東/西ゲート広場案内所、東/西ゲートアクセシビリティセンターにて1部200円(税込)で販売。
- センサリーマップ/触知図: 上記と同じ場所で無料提供/利用可能。
来場者へのアドバイス:
- 【最重要】事前準備を徹底する: 会場到着前に、必ず公式サイトから最新のPDFマップ(必要な種類)をダウンロードし、印刷またはデバイスに保存してください。公式アプリもダウンロードし、アカウント設定などを済ませておきましょう。
- 目的に合わせてマップを選ぶ: 自分のニーズ(アクセシビリティ、詳細なナビ、全体像把握など)に合ったマップ(PDFまたはアプリ)を選びましょう。
- アプリは賢く使い分ける: ナビゲーションには「Personal Agent」、情報収集や予約には「Visitors」といった使い分けを検討しましょう。ただし、アプリの操作性には個人差があるため、事前に試してみるのがおすすめです。
- バックアップを忘れずに: スマートフォンのバッテリー切れや電波状況に備え、印刷したPDFマップやオフライン保存したマップを手元に用意しておくと安心です。モバイルバッテリーも必携です。
- 常に最新情報を確認: 訪問直前にマップやアプリのバージョンが最新かを確認しましょう。
- 困ったら案内所へ: 会場で道に迷ったり、情報が必要になったりした場合は、案内所やアクセシビリティセンターを活用しましょう。
大阪・関西万博は、未来社会を体験できる貴重な機会です。会場マップを上手に活用し、計画的に会場を巡ることで、その魅力を存分に味わうことができるはずです。この記事が、あなたの万博訪問計画の一助となれば幸いです。
この記事は、2025大阪万博公式ページに変更があれば随時更新しています。
出典・参考・引用:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP