『パインアメの穴は何故空いているのか?』とコンビニのパイン飴を見て考えていたら、何と!その日に、NHK・ルソンの壺の放送で「定番を伸ばして売り込め!」でパイン株式会社の社長が出演していました。阪神が優勝してパイン飴が大人気になりましたね。
放送内容は、大阪のおばちゃんと言えば「アメちゃん」。誕生から70年、それでも売れ続けるパイナップル味のアメを作るアメ専業メーカーの社長が登場!デザイン・大きさ・味を変えながらも、「定番」として愛され続ける秘密や、競争の激しいコンビニの「棚」をめぐる戦略などでした。パインアメは、なぜ穴が空いているのか!?
パインアメの穴は何故空いているのか?
パインアメの穴は、なぜ穴を開けるようになったのか。それは、戦後パイナップル缶は非常に高級品だったため、一般庶民にとっては憧れの食べ物でした。 あの美味しさをみんなが手軽に食べることができたら…という想いからパインアメが生まれ、輪切りのパイナップルを模した穴開きの形になったとの事。
引用:パイン株式会社HP
最初は「パイナップル飴」だった!
今でこそパインアメのトレードマークになっている真ん中の穴。第一号にはこの穴はありませんでした。 第一号誕生当時は穴を開ける技術はなく、扁平な飴に輪切りのパイナップルの模様を型押ししただけのパイナップルアメでした。 ですから最初の名前もそのままずばり「パイナップル飴」だったのです。1951年(昭和26年)にパインアメ第一号が完成しました。 気になる当時の価格ですが、瓶詰めにして1粒1円でした。
2年後にパイナップルの飴に穴をあけた!
こだわりだしたら切りの無い先代の社長。
”飴に穴を開けないと完成品じゃない”
といって穴開きのパインアメの製作に取りかかりました。最初はなんと割り箸で円形のアメをつついて穴を開けていました。 もちろん今は自動ですが、当時はそれは大変な苦労をしたと聞いています。 第一号が皆様のお目にかかってから2年後の1953年(昭和28年)、ようやく自動キャンディ穴開け機が完成し、現在のパインアメの原型が完成しました。 昔の人は苦労したんですね。
パイン飴のアイスは絶品の美味しさ!
パイン飴のアイスは絶品!
パイン株式会社のパインアメをイメージしたアイスです。
2014年にファミリーマート限定で登場した時は、製造は井村屋でしたが今回はセリア・ロイルとのコラボ商品です。
コンビニのミニストップで販売していました。
NHK『ルソンの壺』の放送内容
詳しくは東洋経済のこの記事をご覧ください。
「パインアメ」圧倒的に愛され続ける定番の裏側
トローチの穴は何故空いているのか?
トローチの真ん中に穴が空いているのはなぜ?
ついでに、これも疑問なので調べてみた!
理由は?
『トローチの真ん中に穴が空いているのは、気道の確保(窒息防止)です。誤って飲み込んで気管支に詰まり窒息死する事故が多発したため、空気の通り道として穴を空けることで呼吸ができるようにしています。』との事です。引用:日新薬品工業
なるほど!
あの穴は誤飲のリスクを回避するための工夫に意味があったんですね!真ん中に穴を空けることでトローチの直径を大きくできるため、誤って飲み込む可能性が少なくなり、穴があることで舌や歯でトローチを口の中で固定しやすくなるみたいですね。
●出典・参考・引用