図書室や図書館のサブスクって簡単にいっても民間の有料のサービスや公共図書館の無料サービス、紙の本が借り放題や電子書籍が読み放題など定額サブスクリプションサービスは様々です。
そこで、今回は、紙の本が定額で読み放題できるサービスと、有料と無料の電子書籍が読み放題できるオンライン図書館の定額サブスクリプション(サブスク)を比較しながら違いを一挙紹介します!
・毎月の本代を節約したい方
・漫画や電子書籍を定額で読み放題したい方
・できれば無料で本を読み放題したい方
図書館のサブスクってどんなサービス?
最近話題の「サブスク」とは、サブスクリプションの略で会員制の定額サービスの意味です。英語の「subscription」を直訳すると「予約購読」や「定期購読」という意味の言葉です。
電子図書館のサブスクリプションサービスとは、書籍や雑誌などの電子化された出版物や資料を収集し、インターネットやLANなどのネットワークを介した利用を提供するシステム。 電子書店のようにコンテンツごとの買い切りではなく、一定期間の利用を貸し出し、利用が終わったら返却、あるいは貸し出し期限が切れたら利用できなくなる形態が多いです。
無料で利用できる公共図書館の電子書籍サービスと有料で利用する定額制で読み放題できる電子書籍の定額サブスクリプションサービスの2つがあります。
【有料】紙の本の図書室のサブスクリプションサービス
日本一高い展望台図書室登り放題「横浜ランドマークタワー・スカイガーデン」
【神奈川県横浜市】横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」が1ヶ月登り放題&読書のサブスク限定販売!2022年10月20日~から開始しました。
横浜ランドマークタワー69階展望フロア「スカイガーデン」の「日本一高い展望台図書室登り放題」キャンペーンは、読書の秋にあわせ、例年好評の日本一高い展望台図書室「横浜・空の図書室」に1か月間登り放題の、本と絶景のお得な定額サブスクリプションサービスです。
「新・日本一高い展望台図書室登り放題」キャンペーン概要
数量限定のパスカードの購入者は、購入日から1か月間何度でもスカイガーデンに入場可能で、パスカードについている引換券は、スカイカフェにてお好きなソフトドリンク2杯と、タワーショップにてクリアファイルとメモブックのセットと交換できます。
内容&料金
【販売期間】2022年10月20日(木)~11月9日(水)※数量限定発売、完売次第終了。
【販売場所】スカイガーデン2階 チケット窓口のみ販売
【料 金】4,000円(税込)
【内 容】パスカードは購入日から1か月間、何度でもスカイガーデンにご入場することができます。ご入場の際は、チケット窓口もしくは入場ゲートのスタッフにご提示ください。
しおり形式のパスカードには、ドリンクチケット2杯分とグッズチケット1枚付き。期間中スカイカフェにてお好きなソフトドリンクと、タワーショップにてクリアファイルとメモブックセットとお引き換えください。また、お引き換え後のパスカードはそのままお持ちください。期間中、スカイカフェにパスカードを提示すると、お会計から10%OFFになります。是非ご利用ください。
さらに今年は、謎解きイベント『お嬢様はエスパー探偵前日譚 じいやの小話』もついてきます。
公式HP
【無料】公共の電子図書館サブスクリプションサービス
東京都千代田区「千代田区立図書館」
公共図書館に「電子図書館」サービスが導入されるようになってきました。千代田区立図書館は、2007年に全国にさきがけて本格的に電子図書館を導入しました。現在、電子書籍の蔵書数は全国トップクラスのおよそ1万冊です。
24時間365⽇、いつでもどこでも本を借りることができて、読むのはスマホやパソコン上。期限が来たら出向かなくとも⾃動的に返却できるそんな便利な「電⼦図書館」です。
電子図書館の導入は、全国の自治体で急速に進んでいます。一般社団法人「電子出版制作・流通協議会」によりますと、2020年に電子図書館を導入した自治体の数は53で、2019年の10倍以上に上っています。さらにことしは、3月末までに40の自治体が電子図書館を導入する予定だということです。
公共図書館で電子図書館を実施している自治体数は2022年1月1日時点で258、電子図書館数は251です(近隣自治体が複数連携して契約しているケースがあるため館数のほうが少なくなります)。都道府県を含む自治体数は1794なので、自治体ベースの普及率は約14.4%となります。
電子図書館で貸し出す書籍は図書館がそのライセンスを買います。ライセンスには制限があり、「1ライセンス」では1度に1人だけ、「2ライセンス」では、1度に2人に貸し出せます。利用者の要望などがあれば、図書館側がライセンスを買い足すこともあります。
また、価格は本によって違いますが、だいたい紙の本の2倍~3倍するものが多いと言います。さらにその多くは2年、または52回の貸し出しという期限・制限が設けられています。2年経つと、図書館がその電子書籍のライセンスを買い直さない限り、利用者は読めなくなってしまいます。
出版社は、電子書籍の全てを図書館用に販売しているわけではありません。売り上げを伸ばしたい新刊本などは販売しなかったり、逆に単価が高く読者が比較的少ない学術書などは図書館に積極的に販売したりするところもあると言います。
★詳しくは公式HP『千代田区立図書館』をご覧ください。
日本全国の電子図書館
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