2025年大阪・関西万博で話題沸騰!事前予約必須の「Better Co-Being(ベター・コビーイング)」館ってどんな体験ができるの?
など、疑問をお持ちの子ども連れのご家族や、カップルの方も多いはず。
そこで、「Better Co-Being」館の展示内容から、体験内容、見どころ、所要時間、事前予約の方法まで、徹底的に完全ガイド!事前予約に必要な情報がまるごとわかります。
この記事を読めば、未来社会を体感できる、革新的な共鳴体験を楽しめること間違いなし!
事前予約をする方に、参考になるよう完全版にまとめて、徹底解説したので、万博に行く前に、要チェックです!
■この記事を書いた人:万博マニア・博覧会評論家

これまでに訪れた博覧会は、ドバイ、ミラノなど、国内・海外合わせて7つほど。今年の大阪万博では、事前予約を3回できる通期パスを購入済み、毎日会場へ通う予定でいる。しかし、事前予約抽選では、ほどんど当選しなかった運のない人間。
■監修・記事配信:おひとり様TV
■監修・記事配信:おひとり様TV
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大阪・関西万博パビリオン「Better Co-Being」って?
シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」とは、2025年大阪・関西万博の中心に位置する主要展示施設です。宮田裕章教授がプロデュースし、「いのちを響き合わせる」をテーマに、人と人、人と世界、人と未来の共鳴を体験できます。
所要時間は、約45分ですが、混雑するため1時間をみて事前予約をしてください。
不思議な石ころが大人気で、大人も子供も楽しめます!
お子様連れのご家族の方や、万博デートのカップルにもおすすめのパビリオンです!
SANAAが設計した屋根も壁もない開放的な空間で、静けさの森と一体化しています。来場者は専用アプリと「echorb」デバイスを使用し、3つのシークエンスを通じて未来社会を共に創造する体験ができます。
特徴は?
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の主な特徴をご紹介していきます。
1.屋根も壁もない独特の設計!
万博会場中央の「静けさの森」と一体化し、境界を溶かす空間を提供しています。
2.3つのシークエンスによる体験構成!
シークエンス1「人と人との共鳴」:自己と他者の価値観を再認識できる。
シークエンス2「人と世界の共鳴」:来場者同士で虹を作る体験が可能。
シークエンス3「人と未来の共鳴」:映像アートによる未来イメージの創出。
3.2つのキーアイテムを活用!
「Better Co-Being」アプリ:体験をサポートし、記録するWebアプリ。
ふしぎな石ころ「echorb(エコーブ)」:3Dハプティクス技術を用いた触覚デバイス。
4.アートインスタレーションの活用!
多様なモチーフで構成され、万博のテーマに通じる展示。
5.参加型・体験型の展示!
来場者同士の交流や共創を促す設計。
6.予約制入場システム!
現在、2ヶ月前抽選の申し込みを受け付けています。
7.建築デザインはSANAAが担当!
繊細な雲のような舞台装置。
テーマは?
Better Co-Beingのテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、「共につながり、共に生きる」という理念を基に未来社会の可能性を広げることを目指しています。
このコンセプトの主な特徴は以下の通りです。
1.「共鳴」をキーワードとした体験
人と人、人と世界、人と未来の関係性を探求し、互いに響き合う体験を提供します。
2.多様性と持続可能性の調和
一人ひとりの多様な豊かさと、未来への持続可能性の間で調和を取りながら歩むことを重視しています。
3.未来志向の考え方
「Well-Being」の「Well」を「Better」に変え、未来に向かう姿勢を強調しています。
4.境界を超える空間設計
屋根も壁もないパビリオンデザインにより、森との一体感を生み出し、境界を溶かす空間を創出しています。
5.アート体験を通じた問いの共有
アートインスタレーションや参加型体験を通じて、未来社会に関する問いを来場者と共有します。
6.デジタル技術の活用
Better Co-Beingアプリやechorbデバイスを用いて、来場者の体験をサポートし、多様な視点や価値観への気づきを促進します。
入館する為に必要な事前準備は?
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」に行くために、必要な事前準備をご紹介します。
1. 入場予約をしよう!
パビリオンは予約が必要です。来場の2ヶ月前、1週間前から抽選に申し込むことができます。具体的には、万博の公式サイトで申し込みを行います。
2. スマートフォンを用意しよう!
「Better Co-Beingアプリ」を使うために、スマートフォンが必要です。このアプリは、パビリオンの体験をサポートします。
3. アプリをインストールする
スマートフォンに「Better Co-Beingアプリ」をダウンロードしてインストールします。アプリを使うことで、パビリオン内の情報や体験をより楽しむことができます。入口付近にQRコードがあります。
4. スマートフォンの充電確認は必須!
スマートフォンのバッテリーが十分に充電されているか確認しましょう。充電が足りないと、アプリが使えなくなってしまいます。
5.テーマや展示コンセプトを事前に学習しよう!
事前学習をする事で、受け身で展示を見るだけでなく、五感で未来を感じ、多様な価値観や願いに触れ、未来について考える「共鳴体験」を楽しむことができます。
6. 天候に合った服装を準備する
Better Co-Beingパビリオンは屋根も壁もないため、外の天候に影響されます。暑い日や寒い日には、それに合った服装を選びましょう。特に屋外での体験が多いパビリオンでは、急な天候の変化に備えるためにも、折りたたみ傘も準備しておきましょう。
見どころ&体験内容は?
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の『見どころ』と、『体験内容』の2つを詳しくご紹介していきます。
見どころは?
1.テクノロジーと自然の融合!
一歩足を踏み入れると、そこは近未来都市!最先端技術と自然が見事に調和した空間が広がっています。未来の都市や生活を体感できる展示は圧巻です!
2. みんなで創り出すパビリオン!
「Better Co-Being」館は、来場者も参加して完成するパビリオンです。あなたの行動や選択が、館内の展示やイベントに影響を与えるかも!?
3.未来社会へのヒントを発見!
AI、ロボット、バイオテクノロジーなど、様々な分野の最新技術が、社会課題の解決にどう役立つのか?未来社会の姿を具体的にイメージできます。
体験内容は?
1.アートインスタレーション&映像アートを体験!
一歩足を踏み入れると、そこはもう未来都市! 最先端技術が織りなす、便利で快適、そして環境にも優しい暮らしを体感できます。
2.AR技術を活用した感動体験!
他者の想いや感動と出会い、新たなつながりを感じます。AIロボットと会話を楽しんだり、協働作業を体験したり… 未来のパートナーとのコミュニケーションを先取りできます。
3.「echorb(エコーブ)」を持って生命を実感しよう!
鼓動センサと連携し、自分の鼓動を石ころ(echorb)に宿し、手のひらで「いのち」を感じながら巡る体験は面白い!
4.「虹」を創るインタラクティブ体験!
参加者同士がつながり、協力して美しい虹を生み出すアート体験は参加する価値あり。
Better Co-Being 展示コンセプトや内容
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の展示コンセプトと、シークエンスの概要をご紹介していきます。
展示コンセプト
Better Co-Beingパビリオンの展示コンセプトは以下の通りです。
1.「共鳴」をテーマに、人と人、人と世界、人と未来の関係性を探求します。
2.来場者同士がつながり、響き合う中で共に未来を描く「共鳴体験」を提供します。
3.パビリオンは以下の3つのシークエンスで構成されています。
・シークエンス1「人と人との共鳴」:自己と他者の価値観を再認識する体験。
・シークエンス2「人と世界の共鳴」:多様性を認識しつつ、共通の未来を描く体験。
・シークエンス3「人と未来の共鳴」:来場者の体験が融合し、独自の未来イメージを創出する体験。
4.アートインスタレーションを通じて、来場者は多様な価値観や願いに触れ、共に未来を描く手がかりを得ることができます。
5.「Better Co-Beingアプリ」と「echorb(エコーブ)」という2つのキーマテリアルを使用し、来場者を共鳴体験へと導きます。
6.パビリオンは屋根も壁もなく、万博会場中央の静けさの森と一体化しており、境界を溶かす空間の中で共鳴体験を提供します。
展示構成の内容
Better Co-Beingパビリオンは、3つのシークエンス(展示構成)から構成されています。各シークエンスの概要は以下の通りです。
シークエンス1「人と人との共鳴」
テーマ:自己と他者を見つめ、「何を通してつながるか」を再認識する。
特徴:多様なモチーフで構成されたアートインスタレーション。
目的:他者が大切にする価値や自己の内側にある願いを照らし、共に未来に向かう共鳴の手がかりを得る。
シークエンス2「人と世界の共鳴」
テーマ:来場者同士がつながり、共に世界に向き合うことでより良い未来を創出する。
特徴:「虹」を創り出す体験。
目的:多様な価値観を認識しながら、世界とのつながりを感じ、共に歩んでいく体験を提供する。
シークエンス3「人と未来の共鳴」
テーマ:人と未来の共鳴
特徴:映像アートを軸にした五感体験
目的:来場者の体験を重ねて、その日その時に固有の未来イメージを創出する。
体験できるアート形式は?
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の展示で体験できる、アート形式をご紹介していきます。
※アート形式とは、芸術作品を構成する形や表現方法、表現媒体などを指します。
以下のようなアート形式を体験できます。
5つのアート形式があります!
1.アートインスタレーション
シークエンス1「人と人との共鳴」で展示され、多様なモチーフで構成されています。屋外でも展示されます。
2.参加型アート
シークエンス2では、来場者の価値観や天候を基に「虹」が生成される体験型アートが展開されます。
3.映像アート
シークエンス3「人と未来の共鳴」では、直径2mの球体型LEDビジョンに未来イメージが映し出されます。来場者の体験データを基に生成される、その日その時に固有の映像アートです。
4.五感を使った体験型アート
ふしぎな石ころ「echorb(エコーブ)」という触覚デバイスを使用し、3Dハプティクス技術による特殊な振動を体験できます。
5.ARアート
「Better Co-Beingアプリ」を通じて、AR(拡張現実)技術を活用したアート体験が提供されます。
ベター・コビーイングで使う不思議な石ころとは?
こここでは、Better Co-Beingで使用する、魔法の道具をご紹介していきます。
「Better Co-Beingアプリ」と「echorb(エコーブ)」は、大阪・関西万博のBetter Co-Beingパビリオンで使う2つの大切な道具です。
これらを使って、みんなが楽しく新しい体験ができるようになっています。
「Better Co-Being」アプリとは?
・このアプリは、スマートフォンで使えるWebアプリです。
・パビリオンの中にあるアート作品の説明をしてくれます。
・あなたの体験や選んだことを分析して、あなたの価値観を教えてくれます。
・他の人の価値観も見ることができ、みんなが違うことに気づけます。
・カメラをかざすと、その場所で誰かが感じたことを見ることができます。
(supported by大林組)
echorb(エコーブ)とは?
・echorbは、石ころのような不思議な形をした特別なデバイスです。
・手に持つと、特殊な振動で引っ張られているような感覚を体験できます。
・あなたの好みに合わせて、パビリオンの中のおすすめの場所に案内してくれます。
・あなたの心臓の鼓動を感じ取り、それをechorbを通して感じることができます。
ふしぎな石ころ「echorb」の使い方は?
ふしぎな石ころ「echorb(エコーブ)」の使い方は以下の通りです。
1.パビリオン入場時に「echorb」を受け取ります。
2.「Better Co-Beingアプリ」を起動させ、echorbと連携します。
3.echorbを手に持ちながらパビリオン内を歩きます。
4.echorbは特殊な振動を発し、脳に引っ張られたような錯覚を引き起こします。
5.この振動によって、来場者は特定の方向へ導かれる感覚を体験します。
6.echorbは来場者の嗜好に応じて、おすすめのアートスポットへ誘導します。
7.アートインスタレーションを巡ると、echorbは徐々に色を変化させます。
8.echorbは来場者の鼓動を感知し、自身の鼓動を感じることができます。
9.体験を通じて、echorbは来場者を共鳴体験へと導きます。
10.パビリオン内での体験は、アプリを通じてアーカイブされます。
ふしぎな石ころ「echorb」を使った具体的な体験方法は?
ふしぎな石ころ「echorb」を使った具体的な体験方法は以下の通りです。
1.パビリオン入場時に「echorb」を受け取ります。
2.「Better Co-Beingアプリ」をスマートフォンで起動し、echorbと連携させます。
3.約15人で1グループを形成し、echorbを手に持ちながらパビリオン内を歩きます。
4.echorbが発する特殊な振動により、脳に引っ張られたような錯覚を体験します。この3Dハプティクス技術により、特定の方向へ導かれる感覚を得ます。
5.アプリに入力された情報を基に、echorbが個人の嗜好に合わせたおすすめのアートスポットへ誘導します。
6.パビリオン内の3つのシークエンスを巡りながら、echorbの振動に従って移動し、異なる体験を得ます。
7.シークエンス1では、小高い丘を登りながらアート作品を鑑賞し、自身の価値観について考えます。
8.シークエンス2では、グループメンバーの価値観や天候を基に生成される「虹」を体験します。
9.シークエンス3では、直径2mの球体型LEDビジョンに映し出される未来イメージの映像アートを鑑賞します。
10.echorbは体験者の鼓動を感知し、自身の鼓動を感じることができます。
11.パビリオン内での体験は、アプリを通じてアーカイブされます。
Better Co-Being の最新イベント情報
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」のイベント情報をご紹介していきます。
以下のイベントが予定されています。
■EXPO共鳴フェス
2025年5月14日、15日:EXPO アリーナ「Matsuri」
「人間響命祭」をテーマに、一般社団法人demo!expoとコラボレーション。ステージパフォーマンスやブースで交流・共鳴を促進します。
2025年6月18日、19日:EXPO メッセ「WASSE」
高等専門学校生の研究発表、暮らしやサステナビリティをテーマとした体験展示やワークショップ、ステージイベントを開催します。
2025年6月30日:EXPO ホール「シャインハット」
「いのちの共鳴」をテーマに、演奏とデジタル技術を組み合わせた体感型コンサートやトークセッションを実施予定です。
■Better Co-Being共鳴イベント
2025年8月4日:EXPO ホール「シャインハット」
「未来と健康のための高校生ビジネスコンテスト」を開催。「いのちかがやく未来の地域社会」の姿を創造するビジネスコンテストです。
応募は2025年4月7日(月)17時まで!
ファイナリスト賞の賞金も出ます!
こちらのから公式ページから応募しよう!
応募資格
① 全国の高校在学生
② 全国の高等専門学校在学生(1~3年生のみ)
③ 全国の通信高校に在学の高校生
※これらのイベント日程は公式情報に基づいていますが、主催者は「現在計画中につき、内容、日程等は変更の可能性がございます」と注記しています。
※内容、日程等は予定のため、変更の可能性があります。開催日時、場所などの詳細は、公式Webサイト等にて必ず確認してください。
Better Co-Being のよくある質問(FAQ)
ここでは、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」のよくある質問をご紹介していきます。
「Better Co-Being®」パビリオンに関するよくある質問は以下の通りです。
Q.1:入場方法は?
A.1:入場は予約制です。現在、2ヶ月前抽選の申し込みを受け付けています。
Q.2:パビリオンの特徴は?
A.2:屋根も壁もない独特の設計で、万博会場中央の「静けさの森」と一体化しています。
SANAAによる設計で、繊細な雲のような舞台装置が設置される予定です。
Q.3:主な体験内容は?
A.3:体験内容は、3つのシークエンスで構成され、アートインスタレーション、参加型アート、映像アートなどを体験できます。「Better Co-Beingアプリ」と「echorb(エコーブ)」という触覚デバイスを使用します。
Q.4:パビリオンのコンセプトは?
A.4:「共鳴」をテーマに、人と人、人と世界、人と未来の関係性を探求します。一人ひとりの多様な豊かさと持続可能な未来の調和を目指しています。
Q.5:アプリの機能は?
A.5:来場者の体験をサポートし、アートインスタレーションの解説や価値観の分析を提供します。AR技術を活用し、万博会場全体で利用可能です。
Q.6:天候の影響は?
A.6:屋外パビリオンのため、天候によって体験が変化します。アテンダントスタッフは、あらゆる天候に対応できるユニフォームを着用しています。
Q.7:バリアフリー対応は?
A.7:具体的な情報は提供されていませんが、多様性を重視するコンセプトから、何らかの対応が期待されます。
まとめ
シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は、未来を体験し、みんなで創造する特別な場所です。子供も、大人も楽しめますので、家族連れの方にもおすすめ!
「共鳴」をテーマに、人と人、世界、未来とのつながりを感じながら、アートや最先端技術を駆使した体験が楽しめます。
屋根も壁もない開放的な空間で、不思議なデバイス「echorb」や専用アプリを使いながら、これまでにない感覚を味わえること間違いなし!万博デートにもおすすめできるパビリオンですね♪
予約制なので、ぜひ早めに申し込んで、未来を一緒に描く旅に出かけましょう!
<出典・参考・引用>
EXPO2025