大阪・関西万博で絶対に見逃せないおすすめ国内パビリオン人気10選を紹介

2025年4月13日から10月13日までの184日間、大阪の夢洲（ゆめしま）で、「2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）」、通称「大阪万博」が開催されます。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。

世界中から多くの人々が訪れ、未来社会のあり方を体験できるでしょう。国内パビリオンでは、日本の最先端技術や文化、地域ごとの特色を生かした展示が予定されています。

この記事では、大阪・関西万博、人気パビリオンの中から、おすすめの国内パビリオン、10選を厳選しました！それぞれの特徴や見どころ、おすすめ理由を詳しく解説します。

万博で最高の体験を！ぜひ、事前予約の参考にしてください。

■この記事を書いた人：万博マニア・博覧会評論家

これまでに訪れた博覧会は、ドバイ、ミラノなど、国内・海外合わせて7つほど。今年の大阪万博では、事前予約を3回できる通期パスを購入済み、毎日会場へ通う予定でいる。しかし、事前予約抽選では、ほどんど当選しなかった運のない人間。

■監修・記事配信：おひとり様TV

大阪・関西万博で絶対に見逃せない！おすすめ国内パビリオン10選を紹介

ここでは、大阪・関西万博2025で注目の国内パビリオンBEST10をご紹介します。各パビリオンは独自のテーマと最先端技術を駆使した展示で、来場者を魅了します。

シグネチャーパビリオンは万博の中心に位置し、8名の著名プロデューサーが「いのち」をテーマに未来社会を考察します。

NTTパビリオンでは最新の通信技術を体験でき、パナソニックの「ノモの国」は生命の多様性と循環をテーマにした独創的な世界観が魅力です。三菱未来館、住友館、GUNDAMパビリオンなども、それぞれ特色ある展示で未来社会を描きます。

大阪ヘルスケアパビリオン、よしもとのwaraii miraii館、パソナグループの「PASONA NATUREVERSE」、BLUE OCEAN DOMEも、独自の視点で未来を提案します。これらのパビリオンを通じて、来場者は技術革新と持続可能な社会の可能性を体感できるでしょう。

1.シグネチャーパビリオン（テーマ館）

～ 8人の専門家が「いのち」を独自に表現するパビリオン ～

特徴:
8つのテーマ（「いのちを響き合わせる」「いのちを拡げる」など）に基づき、各界の著名人がプロデュース。例えば、建築家の藤本壮介氏による「いのちを育む」パビリオンでは、巨大な木造建築が特徴的です。

見どころ:
河森正治氏プロデュースの「いのちめぐる冒険」では、全長約200mの巨大スクリーンに映し出される壮大な映像体験が。宮田裕章氏の「Better Co-Being」では、来場者の生体情報を基に個性豊かな生命体が誕生し、互いに響き合う様子を体感できます。

おすすめ理由:
各パビリオンが提供する没入型体験は、単なる展示を超えた感動を呼びます。「シグネチャーパビリオン」は、各分野の専門家が独自の視点から「いのち」をテーマにした展示を行うから、おすすめです。

公式HP:「シグネチャーパビリオン」

以下は、おすすめ国内パビリオン一覧表です。所要時間＆見所まとめ

2.日本館

～ 生命の循環、日本が描く未来 ～ 

特徴:
大阪・関西万博のホスト国パビリオンとして、円環状の美しい外観が特徴です。内外壁には国産木材の板を活用し、万博終了後に再利用される予定です。テーマは「いのちと、いのちの、あいだに」で、日本の美意識である「循環」を表現しています。

見どころ:
館内は「プラントエリア」「ファームエリア」「ファクトリーエリア」の3つのゾーンで構成されています。各ゾーンで「ごみ」が「水」「素材」「もの」へと変容・循環していく様子をインスタレーションで追体験できます。バイオガスプラントを活用し、出たごみを微生物が分解してバイオガスに変えるプロセスを体感できます。また、日本を代表するキャラクターたちが登場する幻想的なアート空間も魅力です。

おすすめ理由:
総合プロデューサーは世界的デザイナーである佐藤オオキ氏が担当しており、革新的なデザインセンスが随所に活かされています。日本の文化や技術を通じて、未来社会における「循環」の重要性を理解できる貴重な体験ができる所がおすすめです。

公式HP：「日本館」

3.関西パビリオン

～ 明日を「えがく」関西の挑戦 ～

特徴:
関西パビリオンのテーマは「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」です。関西の豊かな歴史と文化、そして現在の姿を通じて、未来への展望を来場者に感じてもらうことを目的としています。関西9府県（福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県）の魅力が凝縮されたパビリオンとなっています。

見どころ:
関西の悠久の歴史と現在の姿を体感できる展示が用意されています。各府県の特色ある文化や技術、産業について深く知ることができます。例えば、伝統工芸品の展示や最新技術の紹介、関西の食文化を体験できるコーナーなどが予想されます。また、フィールドパビリオンとして、関西各地の実際の観光地や文化施設と連携した体験プログラムも展開される予定です。

おすすめ理由:
関西パビリオンは、関西の多様な魅力を一度に体験できる貴重な機会です。関西各地への誘客を促進する役割も果たしており、万博後の地域発展にもつながる重要なパビリオンです。歴史ある寺社仏閣や伝統文化から、最先端の科学技術まで、関西の幅広い魅力を一度に体感できる事がおすすめポイントです。

公式HP：「関西パビリオン」

4.大阪ヘルスケアパビリオン

～ 最先端ヘルスケアが明日を拓く ～ 

特徴:
「REBORN」をテーマに、2050年頃の未来の医療とヘルスケアが日常生活に統合された都市生活を体験できるパビリオンです。鳥の巣をイメージした特徴的な外観で、2階建て・延べ面積約8,000㎡の規模を誇ります。木と水を活用した環境共生型の建築で、透明な大屋根には水を流すことで水都・大阪を表現しています。

見どころ:
パビリオン内では、来場者の健康データを測定するポッドでスキャンを行い、25年後を想定した自身のアバターが生成されます。このアバターとともに、未来都市の体験や、身体や心、栄養についてのさまざまなヘルスケア体験ができます。「REBORN体験ルート」では、生成された「ミライの自分」が未来のヘルスケアや都市生活を通して生まれ変わる体験ができます。

また、「リボーンチャレンジ」ゾーンでは、400を超える大阪の中小企業・スタートアップが毎週入れ替わる形で出展し、「ヘルスケア」「SDGs」「デジタル」「ライフスタイル」などのカテゴリーに基づいた新技術を披露します。

XD HALLの「モンスターハンターブリッジ」は完全予約制で体験ができます。

おすすめ理由:
未来の自分を知ることができる様々な体験が用意されており、誰もが楽しみながら、驚きや新たな発見に満ちた感動が味わえる参加型のパビリオンです。iPS細胞を活用した再生医療の具体的な展示が見れるのでおすすめです。

公式HP:「大阪ヘルスケアパビリオン」

5.ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

～ 女性の視点が未来を照らす ～ 

特徴:
「When women thrive, humanity thrives ～ともに生き、ともに輝く未来へ～」をコンセプトに掲げ、女性の視点から公平で持続可能な未来を考えるパビリオンです。建築デザインは永山祐子氏が担当し、ドバイ万博の日本館で使用されたファサード資材をリユースすることで、持続可能性を象徴しています。

見どころ:
パビリオン内には「WA」スペースがあり、持続可能性やアクティビズムをテーマにした講演や展示が行われます。エズ・デヴリン氏のアートが気候変動への意識を高める役割を果たします。また、女性活躍推進に資する催事も開催され、女性の視点から未来社会を考える機会を提供します。

おすすめ理由:
ウーマンズ パビリオンは、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントをテーマにした展示が特徴です。女性の視点から未来を考えることで、来場者に新たな視点や気づきを与えることが期待できます。特に、持続可能な社会のために行動するきっかけを提供する点がおすすめですね。

公式HP:「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」

6.NTTパビリオン “Natural”

～ 女性の視点が未来を照らす ～ 

特徴:
「PARALLEL TRAVEL（パラレルトラベル）」をテーマに、次世代情報通信基盤「IOWN」を活用した未来のコミュニケーション技術を体験できます。パビリオンの外観は「感情をまとう建築」として、カーボンワイヤーで支えられたテントのような構造で、環境に配慮したデザインが特徴です。

見どころ:
IOWN技術を活用した未来のコミュニケーションを体験できます。物理的な距離を超えて、遠くの人や物と空間や感覚を共有する新しい関係性を体感できます。また、パビリオン自体が「感情を表現する建築」として、風や光に応じて動き、参加型の展示が楽しめます。

おすすめ理由:
IOWNの技術を活用し、五感に訴える体験を提供。例えば、「Natural Environment」ゾーンでは、環境データをリアルタイムで可視化。気候変動の影響を直感的に理解し、未来の地球環境について考えるきっかけになります。NTTパビリオンは環境意識と先進技術の融合を体験できる場としておすすめです。

公式HP:「NTTパビリオン」

7.パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

～ 五感で体感 心と体解き放つ ～ 

特徴:
「ノモの国」は、子どもたちが常識や思い込みから解き放たれ、自分でも気付いていない秘められた力や可能性を引き出す体験型パビリオンです。パナソニックグループが培ってきた「ひとの理解」の研究に基づく技術を活用し、光・映像・音・空気に関する技術で五感を刺激するイマーシブ空間を演出します。

見どころ:
パビリオンは「Unlock体験エリア」と「大地」で構成されています。「Unlock体験エリア」では、立体音響や360°映像、振動や風によるハプティクスなどを用いた、非日常的な体験が楽しめます。例えば、通り抜けられる巨大な映像を空中に映し出す「ミストウォール」や、直径1.3mの映像が天井から降り注ぐ「ボルテックスリング」による幻想的な演出が特徴です。また、来場者の行動データや表情を分析し、一人ひとりの可能性を「蝶」をモチーフに描き出すストーリーも体験できます。

おすすめ理由:
子供から大人まで楽しめる、感性を刺激する体験が満載。例えば、「感覚の部屋」では、光や音、振動などを使った独特の空間演出により、普段気づかない感覚を呼び覚まします。パナソニックグループパビリオン「ノモの国」は、子どもたちが自分の心と向き合い、想像力を広げる体験ができるのでおすすめです。

公式HP:「パナソニックグループパビリオン ノモの国」

8.電力館「可能性のタマゴたち」

～ 可能性のタマゴが未来を育む ～ 

特徴:
電力館は「エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ」をテーマに、2050年カーボンニュートラルのさらにその先を見据えた展示を行っています。外観はボロノイ構造を採用したタマゴ型で、シルバーの膜が特徴です。この膜は天候や時間帯によって多様に見え方が変わり、自然や周囲の環境と調和します。

見どころ:
パビリオンは「プレショー」、「メインショー」、「ポストショー」の3部で構成されています。メインショーでは「可能性エリア」と「輝きエリア」の2つのエリアがあります。「可能性エリア」では、約30のエネルギー技術を展示し、ゲーム要素を取り入れた体験が楽しめます。

例えば、「核融合」ではモーションキャプチャーセンサーを用いて、手の動きと映像が連動する体験ができます。また、「無線給電」では、シューティングゲームのように離れたところから電気を発射して家電を動かす体験ができます。「輝きエリア」では、大空間で光と音が連動し、エネルギーの可能性によって切り開かれる未来社会を体感できます。

おすすめ理由:
電力館は、エネルギー技術の可能性を楽しく学べる体験型パビリオンです。来場者はタマゴ型デバイスを使用し、映像や空間と連動する新たな発見や体験を通じて、未来のエネルギー技術に触れられます。特に、ゲーム要素を取り入れた展示は、楽しみながら学べる点がおすすめです。

公式HP:「電力館 可能性のタマゴたち」

9.住友館

～ 森からはじまる未来への旅 ～ 

特徴:
住友館は「UNKNOWN FOREST 誰も知らない、いのちの物語」をテーマに展開され、森の中で様々な「いのちの物語」に出会うインタラクティブな体験を提供します。建築デザインは、住友の発展の礎である四国「別子の嶺」から着想を得て、山々が連続するシルエットを表現しています。

見どころ:
来場者は森の中で「いのちの物語」に出会い、植林体験も参加できます。過去から受け継がれてきた木々に触れ、森や自然と向き合い、未来へ想いを馳せる体験ができるでしょう136。また、1970年に植えた木々も活用されており、木材の合板加工技術を駆使した環境に配慮した設計が特徴です。

おすすめ理由:
住友館は、自然と共生する多様な生命をテーマにした独自のインタラクティブな体験や、小学生が植林体験に参加できる点がおすすめです。

公式HP：「住友館」

10.三菱未来館

～ 生命の起源から未来への旅へ ～ 

特徴:
「JOURNEY TO LIFE」をテーマに、深海から宇宙までの壮大な旅を通じて、「いのち」の起源や進化を体験できるパビリオンです。地上に浮かぶ船のような外観が特徴で、最新技術を駆使した建築が注目されています。

見どころ:
パビリオンでは、高さ約9メートルの湾曲したシアターで、深海から火星までの生命の旅を描いた約9分の映像を体験できます。最新の学術研究に基づき、生命が地球でどのように進化したかを学べます。また、未来の火星基地を訪れるシーンも見どころです89。さらに、バーティカルシャトル「JOURNEY TO LIFE」号に乗り、時空を超えた旅を通じて、いのちの広がりや宇宙への進出を探求します。

おすすめ理由:
生命をテーマに、来場者を圧倒する体験を提供しています。三菱未来館は、三菱グループの最先端技術を駆使した没入型シアターで、臨場感あふれる映像と音響を体感できるからおすすめです。

公式HP：「三菱未来館」

まとめ

2025年大阪万博は、未来を体感し、新たな発見と出会える絶好のチャンス！

今回厳選した国内パビリオンおすすめBEST10は、最先端技術、革新的なアート、地元グルメ、没入型エンタメなど、五感を刺激する多彩な魅力を凝縮した選りすぐりです。

これらのパビリオンを巡ることで、未来への期待感が高まり、忘れられない感動体験となるでしょう。ぜひこの記事を参考に、会場で最高の思い出を作ってください。

最高の体験のためには、事前の情報収集と計画が鍵となります。各パビリオンの公式情報はもちろん、待ち時間やイベント情報をリアルタイムで確認できる公式アプリの活用がおすすめです。

また、効率的なルート計画を立て、休憩スポットや穴場情報を事前に把握しておくことで、スムーズなパビリオン巡りを実現できます。

さらに！ 会場では、各パビリオンで様々な体験型イベントやワークショップが開催予定です。公式サイトやSNSで最新情報をチェックし、興味のあるイベントに積極的に参加してみましょう。また、会場周辺には、大阪ならではのグルメや観光スポットも充実しています。夢洲での体験と合わせて、大阪の魅力を満喫する旅を計画してみてはいかがでしょうか？

最後に、 夢洲での体験は、私たち一人ひとりが未来について考え、行動するきっかけとなる素晴らしい機会です。ぜひ会場で、未来への希望と可能性を感じてください！

【2025年3月最新版】最新情報を随時更新中です。

＜出典・参考・引用＞

EXPO2025

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