楽天証券「かぶミニ®」とSBI証券「S株」どっちを選ぶ? 特徴とメリット・デメリットを比較

楽天証券「かぶミニ®」とSBI証券「S株」どっちを選ぶ? 特徴とメリット・デメリットを比較 株式投資

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楽天証券の「かぶミニ®」とSBI証券の「S株」は、どちらも1株から日本株を売買できる単元未満株サービスです。ただし、両者は「1株から買える」という点は共通していても、取引方法や約定タイミング、価格の決まり方に大きな違いがあります。

先に結論を整理すると、取引中に価格を指定して注文したい人は、リアルタイム取引と指値注文に対応する銘柄がある楽天証券の「かぶミニ®」が候補になります。一方、買付・売却手数料だけでなくスプレッドもなく、コストをシンプルにしたい人はSBI証券の「S株」が候補になります。ただし、S株は原則として1日3回の約定タイミングで、指値注文には対応していません。

つまり、「どちらが一律に優れているか」ではなく、「価格を指定して取引したいのか」「取引コストを重視するのか」「約定タイミングをどこまで重視するのか」で選ぶのが基本です。

この記事の結論

  • 1株から日本株を買える点は「かぶミニ®」と「S株」に共通
  • かぶミニ®は、リアルタイム取引対象銘柄なら指値注文にも対応
  • かぶミニ®のリアルタイム取引には原則0.22%のスプレッドがある
  • S株はインターネット取引なら買付・売却手数料が無料で、スプレッドもない
  • S株は原則24時間注文できるものの、約定は1日3回の時間帯に分かれる
  • どちらもNISAの成長投資枠で1株からの買付に対応している
  • 配当金は単元未満株でも受け取れるが、株主優待は銘柄ごとの条件確認が必要

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本記事は、株式市場の仕組みや一般的な取引傾向、ならびに特定の移動平均線データを基にしたテクニカル分析の解説・紹介を目的としたものであり、特定の投資商品・銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。実際の株式投資や資産運用には元本割れのリスクを伴います。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当ブログおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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楽天証券の「かぶミニ®」とSBI証券の「S株」とは何ですか?

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かぶミニ®とS株は、通常100株などの単元株数に満たない株数で売買できる「単元未満株」のサービスです。1株から購入できるため、1銘柄にまとまった資金を用意しにくい場合でも、日本株を少額から保有できます。

たとえば、株価が5,000円の会社なら、100株を通常の単元株として購入すると50万円が必要です。単元未満株サービスなら、理論上は1株分の5,000円程度から購入できます。ただし、実際の必要金額は注文価格やスプレッド、その他の条件によって異なります。

楽天証券では「かぶミニ®」、SBI証券では「S株」という名称で提供されています。

なお、単元未満株は通常の100株取引とは注文ルールが異なります。特に重要なのが、「リアルタイムで市場価格に近い形で売買できるか」「指値を出せるか」「注文してからいつ約定するか」という違いです。

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なぜ1株投資が注目されているのですか?

疑問をもつ女性の画像

1株投資が注目される大きな理由は、まとまった資金がなくても複数の企業に分散して投資しやすいことです。

通常の日本株は100株単位での取引が基本ですが、単元未満株なら1株から購入できます。そのため、例えば5万円を使って1銘柄に集中するのではなく、複数銘柄を少額ずつ保有する方法も考えられます。

また、株価の高い企業にも1株から投資できるため、「100株買うには資金が足りないが、会社そのものには投資してみたい」という場合にも利用できます。

さらに、NISAの成長投資枠でも単元未満株を利用できるため、少額から個別株をNISAで保有する選択肢もあります。金融庁によると、現在のNISAでは成長投資枠の年間投資枠は240万円、NISA全体の非課税保有限度額は1,800万円です。実際に購入できる銘柄については各証券会社の取扱状況を確認する必要があります。

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「単元株」と「単元未満株」は何が違いますか?

違いの画像の売買単位で取引する株式、単元未満株はその単元に満たない株数で保有・売買する株式です。

現在の日本株では、100株を1単元とする銘柄が多くあります。一方、1株だけ保有している場合は単元未満株となります。

単元未満株でも配当金を受け取れる場合がありますが、議決権は原則として単元株数に満たないためありません。また、株主優待は「1株から対象」「100株以上が必要」など企業ごとに条件が違います。

したがって、「1株買えば100株保有と同じ株主権利が得られる」と考えないことが重要です。

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かぶミニ®とS株はどこが違う?比較表

比較の画像

最も重要な違いは、かぶミニ®は対象銘柄でリアルタイム取引や指値注文が可能なのに対し、S株は原則として1日3回の所定のタイミングで約定し、指値注文には対応していない点です。

👇 表は左右に指でスクロール(スワイプ)して見ることができます 👇
👈 ─── 👆 ─── 👉
比較項目 楽天証券「かぶミニ®」 SBI証券「S株」
1株からの取引 可能 可能
買付手数料 無料 無料(インターネット取引)
売却手数料 無料 無料(インターネット取引)
スプレッド リアルタイム取引は原則0.22%。寄付取引はなし なし
リアルタイム取引 対象銘柄で可能 通常のS株ではリアルタイム約定ではない
指値注文 リアルタイム取引対象銘柄で可能 不可。成行注文
約定タイミング リアルタイム取引または前場寄付 原則1日3回の時間帯に応じて約定
NISA 利用可能 利用可能。成長投資枠
配当金 株数に応じて受取可能 株数に応じて受取可能
議決権 単元株数未満ではなし 単元株数未満ではなし
株主優待 企業ごとの条件による 企業ごとの条件による
取扱市場 東京証券取引所上場銘柄のうち楽天証券が選定した銘柄 東証は買付・売却、名証・福証・札証は売却のみの対象銘柄あり

 

※上表は2026年9月26日時点で各社公式情報を確認して整理したものです。特に取扱銘柄は変更される可能性があるため、実際に取引したい銘柄が対象かどうかを注文画面等で確認してください。

手数料はどちらが安い?

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売買手数料だけを見ると、かぶミニ®とS株のいずれもインターネット取引では無料です。ただし、かぶミニ®のリアルタイム取引には0.22%のスプレッドがあります。

楽天証券のかぶミニ®は、売買手数料は無料ですが、リアルタイム取引では約定価格に0.22%のスプレッドが含まれます。一方、寄付取引ではスプレッドはありません。

楽天証券は、かぶミニ®について「市場外で楽天証券が直接の相手方となる相対取引」と説明しており、買付時は基準価格にスプレッドを上乗せ、売却時は基準価格からスプレッドを差し引く仕組みです。相場環境の急変などによりスプレッドが変動する場合があるとも案内しています。

SBI証券のS株は、公式サービス概要で買付手数料・売却手数料が無料で、スプレッドもなしとされています。ただし、電話による注文など別の注文方法には手数料が設定されているため、ここではインターネット取引を前提に比較しています。

手数料比較で注意したいこと

「手数料無料」だけで比較すると、かぶミニ®とS株の違いを正しく把握できません。かぶミニ®のリアルタイム取引ではスプレッドが発生するため、実際の取引コストを考える場合は、手数料だけでなくスプレッドも確認する必要があります。

かぶミニ®の約定タイミングと注文方法は?

疑問の画像

かぶミニ®の大きな特徴は、対象銘柄でリアルタイム取引ができ、指値注文にも対応していることです。

楽天証券の公式情報では、リアルタイム取引の時間は前場が9:00~11:30、後場が12:30~15:25です。寄付取引については、17:00~翌8:45の時間帯に注文を受け付け、前場寄付で約定します。

リアルタイム取引では、成行だけでなく指値注文も利用できます。ただし、リアルタイム取引の対象銘柄と寄付取引の対象銘柄は異なるため、「かぶミニ®ならすべての銘柄をリアルタイムで指値注文できる」と考えるのは誤りです。

また、リアルタイム取引では0.22%のスプレッドが約定価格に含まれます。

かぶミニ®が向いている人

  • 1株単位で少額投資をしたい人
  • 取引時間中に価格を見ながら注文したい人
  • 対象銘柄で指値注文を利用したい人
  • 楽天証券のサービスや楽天ポイントなどをまとめて利用したい人
  • スプレッドを考慮しても注文方法の自由度を重視する人

かぶミニ®が向いていない可能性がある人

  • 取引コストとしてスプレッドをできるだけ避けたい人
  • 自分が取引したい銘柄がかぶミニ®の対象外である人
  • 通常の東証市場での100株取引と同じ約定方法を期待している人

S株の約定タイミングと注文方法は?

疑問の画像

S株は原則として1日3回の所定のタイミングで約定し、通常のS株では指値注文ができない点が重要です。

SBI証券の公式サービス概要では、東証上場銘柄について、0:00~7:00の注文は当日前場始値、7:00~10:30は当日後場始値、10:30~14:00は当日後場引け、14:00~24:00は翌営業日前場始値での取引となる時間帯が示されています。

つまり、S株は原則24時間注文を受け付けていますが、注文した瞬間に市場価格で約定するサービスではありません。

また、SBI証券の公式情報ではS株は成行注文のみで、指値注文には対応していません。

そのため、「今の株価から○円下がったら買いたい」「この価格以上なら買わない」といった価格指定を重視する場合は、S株の注文方式とは相性がよくありません。

S株が向いている人

  • 1株から日本株を買いたい人
  • 売買手数料とスプレッドを抑えたい人
  • リアルタイム約定よりもコストや少額投資を重視する人
  • あらかじめ決めた時間帯の約定で問題ない人
  • SBI証券のNISAや投資信託などと口座をまとめたい人

S株が向いていない可能性がある人

  • 指値注文を使いたい人
  • 現在の市場価格に近いタイミングで売買したい人
  • 株価の急変時にすぐ約定させたい人
  • 注文時点と実際の約定価格の時間差を避けたい人

取扱銘柄はどちらが多い?

比較の画像

単純に「どちらが多い」と一律に断定するのではなく、実際に購入したい銘柄が対象かどうかを個別に確認することが重要です。

楽天証券のかぶミニ®は、東京証券取引所に上場している銘柄のうち、楽天証券が選定した銘柄を対象としています。また、リアルタイム取引と寄付取引では取扱銘柄が異なります。

SBI証券のS株では、東証プライム・スタンダード・グロース上場銘柄について買付・売却が可能と案内されています。一方、名証・福証・札証については売却のみとなる市場があります。

したがって、サービス名だけで判断するのではなく、「自分が買いたい銘柄が、その証券会社の単元未満株サービスで買えるか」を確認するのが最も確実です。

NISAで使うなら、かぶミニ®とS株はどう違う?

どちらもNISAで利用できますが、S株はNISA成長投資枠での買付となります。

楽天証券のかぶミニ®は特定口座・一般口座・NISA口座に対応しています。SBI証券のS株も特定口座・一般口座・NISA口座に対応し、NISA口座での買付は成長投資枠のみと案内されています。

金融庁による現在のNISA制度では、成長投資枠の年間投資枠は240万円、NISA全体の非課税保有限度額は1,800万円です。ただし、NISAで購入できる個別銘柄には対象要件があるため、すべての株式がNISA対象になるわけではありません。

また、NISAで国内上場株式の配当金を非課税で受け取るには、金融庁が案内する「株式数比例配分方式」を利用する必要があります。これは証券会社側のサービスだけではなく、配当金の受取方法に関する重要な確認事項です。

NISAで配当金を受け取る人は要確認

NISA口座で保有する国内上場株式の配当金を非課税にしたい場合、受取方法が「株式数比例配分方式」になっているか確認してください。NISA口座で購入した株式でも、受取方法によっては配当金が非課税にならない場合があります。

配当金は1株でももらえる?

はい。かぶミニ®とS株のいずれも、単元未満株でも株数に応じて配当金を受け取れます。

例えば、1株あたり年間配当が100円の企業を1株保有していれば、税引前では100円相当の配当金が基準になります。10株なら1,000円相当というように、保有株数に応じて配当金が計算されます。

ただし、実際の配当金額や権利確定日は企業ごとに異なります。配当を目的として購入する場合は、各企業のIR資料や株主還元方針を確認してください。

株主優待は1株でももらえる?

株主優待は企業ごとに条件が異なるため、「1株なら必ずもらえる」とは言えません。

楽天証券は、かぶミニ®について、ほとんどの優待実施企業が100株、つまり1単元以上の保有を条件としていると説明しています。一方で、銘柄によって必要株数は異なります。

SBI証券についても、S株だから自動的に株主優待が付くわけではありません。優待制度を利用したい場合は、必ず企業が公表している株主優待の条件を確認してください。

特に「1株優待」を目的にする場合は、証券会社のサービス説明だけではなく、企業の公式IR・株主優待ページで対象株数、権利確定日、継続保有条件などを確認することが重要です。

議決権は1株でもありますか?

単元株数に満たない単元未満株には、原則として議決権はありません。

かぶミニ®について楽天証券は、保有株数が単元株数に満たない場合には議決権がないと説明しています。S株についても、単元未満株であるため議決権はありません。

したがって、1株投資は「少額で株主になる」方法ではありますが、100株などの単元株を保有した場合とすべての株主権利が同じになるわけではありません。

具体的にどう選べばいい?目的別の選び方

選び方の画像

証券会社を選ぶときは、「1株で買えるか」だけでなく、注文方法・コスト・約定タイミング・対象銘柄を順番に確認すると判断しやすくなります。

今の価格を見ながら指値注文したい場合

リアルタイム取引対象のかぶミニ®が候補になります。かぶミニ®は対象銘柄でリアルタイム取引が可能で、指値注文にも対応しています。

ただし、リアルタイム取引には0.22%のスプレッドがあるため、注文方法の自由度と取引コストを合わせて確認する必要があります。

手数料とスプレッドを重視する場合

S株はインターネット取引の買付・売却手数料が無料で、公式サービス概要ではスプレッドもないため、コスト構造が比較的シンプルです。

一方で、指値注文ができず、約定タイミングも1日3回の所定時間帯です。このため、コストだけではなく約定方式も合わせて判断してください。

配当株を少しずつ買いたい場合

どちらでも1株から配当金を受け取ることができます。したがって、「配当を1株から受け取れるか」という点だけでは大きな差にはなりません。

この場合は、購入したい銘柄が対象になっているか、NISAを使うか、購入頻度、注文方法などを比較するほうが実用的です。

株主優待を目的にする場合

証券会社よりも、まず企業側の優待条件を確認してください。

「1株から買える=1株優待がもらえる」という意味ではありません。100株以上、あるいは一定期間以上の継続保有など、企業ごとに条件があります。

初心者が1株投資を始める場合の具体例

例

初心者の場合は、最初から大きな金額を投入するより、1株から注文・約定・配当・売却までの流れを実際に確認すると、サービスの違いを理解しやすくなります。

例えば、株価が3,000円の銘柄を1株購入する場合、通常の100株取引なら30万円が必要になりますが、単元未満株なら1株分の資金を用意することで購入できます。

ここで、かぶミニ®の場合はリアルタイム取引を選択するとスプレッドが発生するため、画面上の東証価格と実際の約定価格を確認しておくとよいでしょう。

S株の場合は、注文した瞬間に約定するわけではないため、「注文を出した時点の株価」と「実際に約定した価格」が異なることがあります。

この違いを理解してから、2株、5株、10株などと購入株数を増やしていく方法があります。

かぶミニ®のメリット・デメリット

メリット&デメリットの画像

かぶミニ®のメリット

  • 1株から国内株式に投資できる
  • 対象銘柄ではリアルタイム取引ができる
  • リアルタイム取引対象銘柄では指値注文ができる
  • 買付・売却手数料が無料
  • NISA口座で利用できる
  • 1株から配当金を受け取れる
  • 楽天証券のポイント投資などと組み合わせられる

かぶミニ®のデメリット・注意点

  • リアルタイム取引には原則0.22%のスプレッドがある
  • すべての銘柄がリアルタイム取引できるわけではない
  • 取扱銘柄は楽天証券が選定している
  • 単元未満株では議決権がない
  • 株主優待は企業ごとの条件確認が必要
  • 市場環境によって取扱停止などが行われる場合がある

S株のメリット・デメリット

メリット&デメリットの画像

S株のメリット

  • 1株から国内株式に投資できる
  • インターネット取引の買付・売却手数料が無料
  • スプレッドがない
  • NISA成長投資枠で利用できる
  • 1株から配当金を受け取れる
  • 原則24時間注文を受け付けている

S株のデメリット・注意点

  • 通常のS株では指値注文ができない
  • 約定は原則1日3回の所定のタイミング
  • 注文時点と約定時点に時間差がある
  • 同一取引日に同一銘柄を複数回注文する場合など、注文回数に制限がある
  • 現物取引のみで、信用取引には対応していない
  • 取扱対象外の銘柄もある

かぶミニ®とS株を選ぶときの注意点は?

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最も注意したいのは、「手数料無料」という言葉だけで比較しないことです。

かぶミニ®は手数料無料でもリアルタイム取引にスプレッドがあります。一方、S株はスプレッドがありませんが、約定タイミングが限定されています。

つまり、両社の違いは単なる「手数料比較」ではなく、コストと注文の自由度・約定タイミングの交換条件として見ると理解しやすくなります。

注意点1:実際に買いたい銘柄を先に確認する

サービスを選んでから銘柄を探すのではなく、すでに購入したい銘柄がある場合は、その銘柄がかぶミニ®またはS株の対象か先に確認しましょう。

注意点2:株価急変時は約定方法を確認する

短時間で株価が大きく動く銘柄では、約定タイミングの違いが結果に影響する可能性があります。

特にS株は注文時点と約定時点に時間差があるため、「今表示されている価格で買える」と考えないことが重要です。

注意点3:NISAの配当金受取方式を確認する

NISAで配当株を保有する場合は、配当金の受取方法が非課税の条件を満たしているか確認してください。

注意点4:株主優待は企業の公式情報を確認する

証券会社の「1株投資」の説明だけで優待条件を判断せず、必ず企業が公開している最新の株主優待制度を確認してください。

失敗しないためのチェックリスト

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申し込みや購入前に、次の項目を確認しておくとサービス選びのミスマッチを減らせます。

  • □ 購入したい銘柄が対象になっているか
  • □ リアルタイム取引が必要か
  • □ 指値注文を使いたいか
  • □ 約定タイミングに時間差があっても問題ないか
  • □ 手数料だけでなくスプレッドも確認したか
  • □ NISA成長投資枠の対象か確認したか
  • □ 配当金の受取方法を確認したか
  • □ 株主優待の必要株数を企業公式サイトで確認したか
  • □ 単元未満株では議決権がないことを理解しているか
  • □ 株価下落による損失が発生する可能性を理解しているか

FAQ:かぶミニ®とS株に関するよくある質問

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Q1. かぶミニ®とS株はどちらも1株から買えますか?

A1. はい。どちらも単元未満株サービスで、1株から取引できます。ただし、すべての銘柄が対象になるわけではないため、購入前に対象銘柄を確認してください。

Q2. かぶミニ®とS株はどちらも手数料無料ですか?

A2. インターネット取引では、両サービスとも買付・売却手数料が無料です。ただし、かぶミニ®のリアルタイム取引には原則0.22%のスプレッドがあります。S株は公式サービス概要でスプレッドなしとされています。

Q3. かぶミニ®はリアルタイムで売買できますか?

A3. リアルタイム取引の対象銘柄であれば可能です。取引時間は前場9:00~11:30、後場12:30~15:25で、指値注文にも対応しています。ただし、すべてのかぶミニ®対象銘柄がリアルタイム取引に対応しているわけではありません。

Q4. S株はリアルタイムで約定しますか?

A4. 通常のS株はリアルタイム約定ではありません。注文受付時間に応じて、当日前場始値、当日後場始値、当日後場引け、翌営業日前場始値など、所定のタイミングで約定します。

Q5. S株で指値注文はできますか?

A5. 通常のS株では指値注文はできません。SBI証券の公式情報では成行注文となっています。希望価格を指定して売買したい場合は、この点を理解しておく必要があります。

Q6. かぶミニ®とS株はNISAで利用できますか?

A6. どちらもNISAで利用できます。S株のNISA買付は成長投資枠のみとSBI証券が案内しています。かぶミニ®もNISA口座で取引できます。個別銘柄のNISA対象可否は、取引画面などで確認してください。

Q7. 1株でも配当金はもらえますか?

A7. はい。かぶミニ®、S株ともに単元未満株でも株数に応じて配当金を受け取れます。ただし、配当を実施しているか、配当金額、権利確定日などは企業ごとに異なります。

Q8. 1株でも株主優待はもらえますか?

A8. 企業によって異なります。一般的に100株以上などを条件とする優待が多い一方、1株以上を対象とする制度を設ける企業もあります。優待を目的にする場合は、必ず企業の最新の公式情報を確認してください。

Q9. 1株でも議決権はありますか?

A9. 単元株数に満たない単元未満株には、原則として議決権はありません。かぶミニ®、S株のどちらも同様です。

Q10. 初心者ならどちらを選べばいいですか?

A10. 一律には決められません。価格を指定した注文やリアルタイム取引を重視するなら、対象銘柄におけるかぶミニ®の注文機能が選択肢になります。手数料とスプレッドを重視し、約定タイミングが1日3回でも問題ないならS株が選択肢になります。最終的には、購入したい銘柄と注文方法を先に確認してください。

Q11. かぶミニ®の0.22%スプレッドとは何ですか?

A11. リアルタイム取引において、東証の参考価格などを基準として買付価格に上乗せ、売却価格から差し引く価格差です。売買手数料とは別のコスト要素として考える必要があります。なお、楽天証券は相場環境の急変などによりスプレッドが変動する場合があると案内しています。

Q12. どちらを選ぶ場合でも確認すべきことは何ですか?

A12. 「購入したい銘柄が対象か」「指値が必要か」「約定タイミングに問題がないか」「スプレッドを含めたコストはいくらか」「NISA対象か」「配当・株主優待の条件は何か」を確認することが重要です。

まとめ|かぶミニ®とS株は「注文方法」と「コスト」で比較しよう

まとめ画像

楽天証券「かぶミニ®」とSBI証券「S株」は、どちらも1株から日本株を購入できる単元未満株サービスです。少額から個別株に投資できるという基本的な特徴は共通しています。

一方で、サービスの使い勝手には明確な違いがあります。

  • かぶミニ®:リアルタイム取引対象銘柄では、取引時間中の売買や指値注文が可能。ただし、リアルタイム取引では原則0.22%のスプレッドがあります。
  • S株:インターネット取引の買付・売却手数料が無料で、スプレッドもありません。一方、通常のS株は指値注文ができず、約定は原則1日3回の所定タイミングです。

そのため、「どちらが絶対に良いか」ではなく、「自分がどのような注文をしたいか」で選ぶことが重要です。

特に短期的な値動きを見ながら注文したい人は約定タイミングと指値の可否を、長期的に少額で買い増したい人は手数料・スプレッド・NISA・配当などを確認すると、選択しやすくなります。

また、1株投資だからといって株価下落リスクがなくなるわけではありません。1株なら投資金額を小さくできますが、購入した株式の価格が下落すれば損失が発生します。

最終的には、「買いたい銘柄」→「その銘柄が対象か」→「注文方法」→「約定タイミング」→「実質的なコスト」→「NISA・配当・優待」の順番で確認すると、サービスの違いを整理しやすくなります。

参考情報・参照元

本記事では、2026年9月26日時点で確認できる以下の公式情報・公的機関の情報を参照しています。料金・取引ルール・対象銘柄などは変更される可能性があるため、利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

※本記事の情報は、2026年9月26日時点で各社公式サイトおよび公的機関の公開情報を確認して作成しています。料金・取引条件・対象銘柄・サービス内容などは変更される可能性があるため、実際に取引する際は必ず最新の公式情報をご確認ください。

投資に関する注意事項

本記事は、楽天証券「かぶミニ®」とSBI証券「S株」のサービス内容を比較・解説することを目的とした情報提供です。特定の金融商品や証券会社の利用を推奨するものではありません。株式投資には株価下落などによって損失が生じるリスクがあります。実際の取引にあたっては、各証券会社の最新の契約締結前交付書面、取引ルール、手数料、リスク説明等を確認し、ご自身の判断で利用してください。