今日はとても寒くて空の色が青い~
空の色は何故青いのか?
海の色は空の色と関係しているのか?
空気は透明、太陽光は無色なのに、なぜ空は青く見えるのだろう?
と思い調べてみました。
空はなぜ青い?
空が青く見えるのは、波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているから。
太陽光は、地球の空気層(大気圏)に入ると空気中の細かいチリにぶつかり、光の向きがかわります。つまり、波長の短いもの(赤よりも青の方が波長が短い)は、それだけ細かいチリにぶつかる確率が高いので、あちらこちらに光が散らばりやすいということになります。
夕焼けが赤いのはなぜ?
いままで青かった空が夕方に赤く見えるのはなぜ?
青い光は「波長」が短く、赤い光は波長が長い。波長が短いほど、光は強く「散乱」される。青い光は強く散乱される。日中は、散乱の強い青が強調されて空は青く見えます。
朝夕は、光が大気層を長く通過するので青は散乱されきってしまう。散乱しにくい赤やオレンジが強調され、空は赤く見える。
いままで細かいチリの間をすり抜けてきた波長の長い赤い光も、細かいチリにぶつかり散らばり始めます。青い光は波長が短い為、遠くまで光は届かず、私達には赤い光のみが散らばった空が目にうつるので、夕焼けの空が赤く見える。
海の色はなぜ青い?
この問題に答えられる決定的な答えはありません!
最も有力な説は太陽光線の散乱説です。
船の科学館の説明では
海の色は、海水中の浮遊物質やプランクトン等によって決まります。
太陽光線のうち赤色光線は波長が長いので水中で吸収され、青色光線のみが浮遊物質等に反射 されて空中に戻るので(海水による光の吸収と散乱)、海は青く見えるのです。
また、外洋から沿岸に近づくと海の色が青から緑に変化しますが、これは植物性プランクトンと溶存有機物質が沿岸に多いための現象です。
慶応義塾大学理工学部・化学科の説明では
海や湖の水が青く見える理由は、水による吸収が弱い中でも、青色より赤色の方がおよそ1000倍も強く吸収されるからです。
水による吸収はとても弱いのでコップの中の水は透明に見える。
水の深さが数メートル以上ある海や湖の場合には透明に見えなくなる。
その理由はコンピュータによる化学現象の解明により吸収された光は水分子を振動させる為です。
沖縄の海はなぜエメラルドグリーン?
沖縄の海がエメラルドグリーン色に見えるのは諸説ありますが以下の4つの要因が考えられます。
①沖縄の砂浜は白い。
②ビーチが遠浅で長い。
③沖縄は水の透明度がすごく高い。
④植物性プランクトンや溶存有機物質が沖縄の海には多い為。
●出典・参考・引用