内密出産(ないみつしゅっさん)とは?慈恵病院が設置!メリットとデメリットは?

内密出産(ないみつしゅっさん)とは?メリットとデメリット?おひとり様ブログ
内密出産(ないみつしゅっさん)とは?メリットとデメリット?

内密出産(ないみつしゅっさん)とは?

 

この記事は、内密出産を簡単に、わかり易くドイツの例を含めて紹介した記事です。

内密出産(ないみつしゅっさん)とは、母親が自身の身元を当局に開示しない出産の事。

内密出産は、母親の情報を子供が知る権利を保留させることになる。

※匿名出産とは違います。この場合母親は当局に全く身元情報を開示しないか、あるいは身元情報を当局が把握しても絶対に開示しないことが匿名出産です。

 

内密出産のメリット

内密出産(ないみつしゅっさん)のメリット

内密出産(ないみつしゅっさん)のメリット

 

非嫡出子に対する嬰児殺しを防止する。

自宅で出産するなど孤立出産を防ぐ。

たった一人で嬰児を産み落としポストに預ける女性たちとは異なる。

病院での出産なら母子ともに必要な医療ケアやアドバイスが受けられる。

 

一人で悩む女性には大きなサポートになる。

偏見なく対応してくれる専門家の存在は精神的・肉体的にも助けとなる。

最近は高校生が公園のトイレで出産したり等のニュースがありました。

そういった遺棄がなくなる。

 

内密出産のデメリット

 

子供の『親を知る権利』を侵害している。

子供が自分の親の事を一定の年齢になるまでわからない。

 

内密出産のドイツの事例

内密出産(ないみつしゅっさん)のドイツの事例

内密出産(ないみつしゅっさん)のドイツの事例

 

ドイツでは、ドイツ北部の都市ハンブルクで2000年に「赤ちゃんポスト」の運用が始まり、瞬く間に独全土に拡大。15年間で約100カ所に設置された。

 

ヨーロッパでは12世紀ごろから存在する「赤ちゃんポスト」。それが、望まない妊娠・出産に臨むことになった母親と、生まれてきた子供を救おうとする善意の試みであるのは疑いの余地がないが、出産において母子が医療的サポートを受けられない、あるいは倫理的な問題などから賛否両論がある。

 

ドイツでは出産前に「包括的で、敷居の低く、オープンで偏見のない」カウンセリングを受けねばならない。また、法令では「人生、健康、個人的自由、そして同様の正当な懸念にリスクをもたらす可能性がある」ことも証明しなければならない。

 

ドイツ政府の発表によると、2014年から2014年夏の時点で355人の女性が「内密出産」を選択したという。ひどい個人的苦痛や暴力を経験してきた女性たちだった。昨年9月までにカウンセリングを受けた1277人の女性のうち、26%が結果的に通常の出産をし、子供と一緒に暮らしていくことを決断、15%が養子縁組、19%が内密出産、そして40%が中絶など他の選択肢を選んだという。

 

ドイツのアポルダ病院の例

 

ドイツのアポルダ病院でも、2014年の全国での法施行以来、「内密出産」および「匿名出産」に対応可能なように、専門のスタッフを雇用、訓練し、内部での情報交換、またカウンセリング当局との連携をして体制を整えている。

 

まずは「内密出産」を選ぶよう説得し、母親が拒否すれば「匿名出産」にも対応するが、実際にこれらを選択した女性はこれまでにないという。

 

世界では少なくとも11カ国で設置

 

現在は米韓など少なくとも11カ国が設置。だが14年には中国の施設に障害児の預け入れが殺到して一時閉鎖に追い込まれるなど、設置や運営を巡って賛否両論が対立する状況は各国とも共通している。

 

内密出産の日本の現状は?

 

熊本市の慈恵病院「内密出産」受け入れへ!

親の名前を相談室が保管する仕組みを確立。

 

内密出産(ないみつしゅっさん)の日本の現状

内密出産(ないみつしゅっさん)の日本の現状

 

慈恵病院」(熊本市西区)が、身元を明かしたくない妊婦の「匿名出産」をサポートする方針。

子どもの出自を知る権利も担保する独自の仕組みを新たに取り入れる方針を固めた(2019年12月)

 

匿名出産は、子どもが出自を知ることができない点が課題となっており、病院内で出自を担保できる仕組みを作り、事実上の内密出産制度」に踏み切るという。

 

ドイツなどで法制化され、子どもが一定の年齢になると、親の情報を知る仕組みがある「内密出産」と違い、「匿名出産」はその仕組みが無い。匿名出産に至るケースを極力避けるため、病院内で「内密出産」に近い仕組みを整える必要があると判断。

 

新たな仕組みでは、匿名での出産を希望する妊婦は、院内の「新生児相談室」室長にのみ身元を明かした上で、仮名のまま健診や出産ができるという。

 

子どもが一定の年齢になり、親の名前を知りたい場合は、同室が保管していた関係書類を開示するという。

 

「身元を明かすことを嫌がり、受診せずに自宅などで孤立出産すれば母子の命に関わる。病院で安全に出産してもらうための選択肢の一つ」と強調する。どのケースでも、まずは相談を重ねて実名を明かして出産してもらう努力は続けるという。

 

「内密出産」は、児童相談所など相談機関にのみ身元を明かし、医療機関では匿名のまま出産できる制度。同病院は2017年12月、内密出産の検討を公表し、18年夏、独自案を市に提案し、協議を進めてきた。しかし、進展がみられず、今年11月、匿名出産を受け入れる方針を明らかにした。

 

戸籍作成や養子縁組の手続きなど、法的問題については「現時点で明らかな違法性はないと思うが、問題が生じた時に、その都度関係機関と協議したい」としている。

 

★慈恵病院公式「こうのとりのゆりかご動画」

誰にも相談できず家族からの虐待、パートナーからの無視や職場での困難な状況など一人で悩み苦しみながら「自宅出産」をした女性が赤ちゃんを病院に預け入れるまでを描いた動画を紹介。

(5分46秒)

 

 

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●出典・参考・引用

ウィキペディア(Wikipedia)

朝日デジタル

ニューズウイーク

熊本日日新聞

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