映画「インデペンデントリビング」障害者の権利の獲得を求める!
2020年4月12日にNHK・おはよう日本で紹介された映画です。
2020年5月6日までインターネットで有料配信中です。
リスクを負っても手にしたい自由がある!
物語の舞台は大阪にある自立生活センター。ここは障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人が、一人で暮らせるよう支援をしている。先天的なものだけでなく、病気や事故などにより様々な障害を抱えながら、家族の元や施設ではなく、自立生活を希望する人たち。自由と引き換えに、リスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに“命がけ”のチャレンジだ。家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもある。しかし、自ら決断し、行動することで彼らはささやかに、確実に変化をしていく。
どこまでも自分らしく生きたい!
監督は自らも介助者として働く田中悠輝。障害当事者からの「自分たちの姿を撮って欲しい」という声を受け、自立支援の現場で3年にわたり撮影を続けた。彼らとの関わりを通して、自分自身の内に「障害者」という勝手な枠組があると気づいた監督が、その枠組を壊し、自分を、社会を、変えていこうと奮闘する人々を見つめ、“生きづらさ”を抱えた人たちが、“自分らしさを”取り戻す瞬間とその輝きを映し出す。
映画「インデペンデントリビング」予告
自立生活センターとは?
重度の障害があっても地域で自立して生活ができるように、必要なサービスを提供する事業体であり、同時に障害者の権利の獲得を求める運動体である。センターは障害当事者により運営され、身体障害に限らず、知的、精神の障害者のサポートもしている。1972年、アメリカ・カリフォルニア州に世界初の自立生活センターが誕生。1986年に日本でも初めての自立生活センターが生まれた。2019年現在、全国に121の自立生活センターがある。
映画「インデペンデントリビング」障害者の権利の獲得を求める!
公式HP
映画『インディペンデントリビング』インターネット配信
■配信期間:3月14日(土)10時〜5月6日(水)24時
■料金:1800円
■配信先リンク:https://vimeo.com/ondemand/filmil