NHK・ガッテン『くらしの新常識』体当たり研究者SP
NHK・ガッテン3月18日放送
『くらしの新常識』体当たり研究者SP
火災・食中毒・入れ歯 よくぞそこまで!体当たり研究者SPが放送されました。
NHKガッテン3月18日放送『火災・食中毒・入れ歯 よくぞそこまで!体当たり研究者SP』の感想とまとめ。消火器は台所に置かない!要冷蔵とレトルト食品の保存方法の違いは?ピッタリ入れ歯の極意とは? 超簡単「くねくね&がにがに体操」の紹介します。
ガッテン 番組概要
私たちの暮らしをよくするための知恵を、体当たりの研究で発見してきた専門家たちが大集結する拡大版スペシャル!
1)ホテルニュージャパン火災など数々の大火事の検証に携わってきた火災のスペシャリストが全国の家庭に警告!「○○に消火器は置くな!」
2)“腐敗”と微生物に魅せられた研究者が今こそ世間に伝えたい「食中毒になりやすい意外な落とし穴」とは?
3)これまで6000人以上の入れ歯を作ってきた名物歯科医が「ぴったり入れ歯を作るための最大の秘けつ」を大公開!
消火器は台所に置かない!
消火器はどこに置くのが一番効果的?
やっぱりキッチン?
消火器は普段は邪魔だし、冷蔵庫の横の隙間に置こうか?
確かに、いざ家庭用消火器を購入してもどこに置いておくのが良いのか悩みます。
しかし、絶対にキッチンには置かないでください!
その理由は、キッチンで火災が起きた場合、火元に近づくのが困難になります。
燃え盛るガスコンロに近づいて消火器を取りに行くのは困難ですし、非常に危険です。
マンションの場合、キッチンは袋小路になっていることが多いです。消火器を使用する際には、退路に背を向けていつでも脱出できるようにしておくため、火元を超えて行き止まりの場所に消火器を置いておくのは、火が広がってしまった時に逃げ遅れる危険性もあります。
火災報知器はぜひ「階段」にもつけるのがいい!
もう1つ、住宅に欠かせないのが『火災報知器』。2006年から義務化され、地域や住宅の規模によって設置基準が決まっています(詳細は各自治体にご確認ください)。
2階建て以上にお住まいの方に鈴木さんがおすすめしているのが、「階段室の天井」にも設置すること。
実は、1階で出火した場合、火元の部屋が火の海になっていても2階の部屋にいると気づきにくいのです。そのせいで逃げ遅れ、有毒ガスや炎によって命を落とす痛ましい事故も多いとのこと。
階段室に火災警報器が設置されていれば、2階の部屋の中にいてもいち早く火災に気付くことができるのです。火災報知器は、故障や電池切れにも注意が必要です。ぜひご点検・確認を!
要冷蔵とレトルト食品の保存方法の違い
要冷蔵は製品は10度以下で冷蔵保存しなければ、危険です。
レトルト食品は殺菌済みでOK。
“レトルト風”食品の保存方法
「塩蔵品」への過信をしない。塩は食品を長く保存させるために使われますが、最近は塩分濃度を抑えている商品が多く、常温で放置すると腐敗菌や食中毒菌が繁殖することも!さらに塩分が多い環境を好む微生物もいるので注意が必要。商品に『要冷蔵』と書いてある場合は「塩蔵だから大丈夫」とは思わず、必ず冷蔵庫で保存しましょう!
「密封食品」と「レトルト食品」と製造方法は全く違う!
「レトルト食品」は高温高圧で一定時間加熱します。腐敗や食中毒の原因になる菌を殺すためです。そのため常温保存できますが、見た目が“レトルト風”の「密封食品」は食品の味や食感を優先するため高温高圧加熱はしていません。そのため開封前でも冷蔵庫で保存しておく必要があります。
見分けるポイントは、商品に書いてある保存法の表示。「要冷蔵」と書いてある場合は必ず冷蔵庫で保存しましょう!
「真空パック食品は冷蔵を」 厚労省、常温だと菌繁殖の恐れ!
コンビニやスーパーで販売されている真空パック詰めの総菜などを、レトルト食品と混同して常温保存するとボツリヌス菌が繁殖する恐れがあるとして、厚生労働省は20日までに、購入後はきちんと冷蔵するよう消費者に注意を呼び掛けた。リーフレットを作成し、自治体を通じて配布する。
「最強の自然毒素」といわれるボツリヌス菌は、酸素が少ない密閉状態だと繁殖しやすい。食中毒を起こすとまひや呼吸困難の症状が出ることもある。3月に鳥取県の60代夫婦が真空パック詰め食品で食中毒を起こし、意識不明となった事例も厚労省に報告されている。
同省によると、カレーなどのレトルト食品の場合は、菌を死滅させるため「120度で4分以上の加熱」などが義務付けられており、常温で保存できる。
これに対し、真空パック詰め食品は常温保存が想定されていないが、密閉式の包装形態がレトルト食品と似ており、本来は要冷蔵なのに常温保存できると誤解されることがあるという。
厚労省は真空パック詰め食品の製造工程でレトルト食品と同様の基準で加熱したり、包装の目立つところに「要冷蔵」と記載したりするよう製造業者に要請している。
低温微生物が怖い!
ピッタリ入れ歯の極意
痛みの原因は患者の痛いところにあるわけではないので注意する。
入れ歯を作ってもらった歯科医に定期的に通う事。
入れ歯のスペシャリスト、歯科医師の村岡秀明さんは、良い入れ歯と出会うコツは、「歯科医師と患者さんがしっかりとコミュニケーションをとる」ことだと言います。歯が抜けた後の口の中の状態は、徐々に変わっていきます。
1度作った入れ歯をそのまま使い続けるのではなく、入れ歯を作ってもらった歯医者さんに定期的に通い、チェックしてもらうことで、常にピッタリと合う入れ歯を使うことができるのです。ささいなことであっても、悩みや要望を隠さずにしっかりと共有し、対話していくことが大切なんです。
本日のガッテン出演の歯科医師の村岡 秀明先生の本
ガッテンで紹介された”くねくね体操”
『くねくね体操』は体を左右にくねくねさせると、運動神経が刺激されます。
1日10回程度、毎日やらなくてもOK!
親子でやりたい!運動神経がアップする? 超簡単「くねくね&がにがに体操」
●出典・参考・引用