「食品ロス(フードロス)」とは、本来まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
農林水産省の最新の発表(令和5年度推計値)によると、日本国内の食品ロス量は年間約464万トンにのぼります。これは、日本人全員が「毎日おにぎり一個分(約102g)」のご飯を捨てているのと同じ量になります。
食品ロスを減らすためには、家庭での食べ残しを減らすだけでなく、「賞味期限が近い」「パッケージが古い」といった理由で捨てられそうになっている食品を積極的に選ぶことも大切です。
そこで今回は、お得に買い物をしながら社会貢献ができる「食品ロスのサブスク&フードロス定期便」おすすめ3社を比較しながら一挙紹介します!
★この記事はこんな方におすすめ
- 食品ロスの削減やSDGsに貢献したい方
- サブスクを検討しているが、選び方が分からない方
- いろいろ比較して、できるだけ安く食費を抑えたい方
「フードロス(食品ロス)サブスク」ってどんなサービス?

「食品ロスのサブスク」ってどんなサービス?
サブスクは「サブスクリプション(subscription)」の略で会員制の定額サービス。英語の意味は「予約購読」「定期購読」「会費」などを表します。 月額課金・定額制で契約する会員制の定額サービス。サブスクは一定期間利用できる「権利」に対して「定額制の料金」を支払う新しいビジネスモデルです。
フードロス(食品ロス)サブスクとは、月々定額制の料金を支払う事で余剰になった食品(フード)が定期的に自宅やオフィスに届くサブスクリプション方式の定額サービス。
いつ、何が、どれだけ発生するか分からないという「食品ロスの特性」を逆手に取り、何が届くか分からない「福袋のようなワクワク感」を楽しみながら、お得に社会貢献(SDGs)ができる仕組みとして注目を集めています。
厳選!おすすめサブスクリプション比較 【100カテゴリー・470社】はこちら
食品ロスのサブスク&フードロス定期便のメリット&デリット(注意点)
食品ロスのサブスク(フードロス定期便)には、家計や環境に優しい多くのメリットがある反面、仕組み特有のデメリットや注意点もあります。それぞれの詳細を分かりやすくまとめました。

- 圧倒的なコスパの良さ
定価の半額以下で届くことが多く、食費を大幅に節約できます。 - 手軽に社会貢献ができる
普段通りに美味しく食べるだけで、食品ロス削減(SDGs)に参加できます。 - 新しい食品との出会い
普段自分では買わない珍しい地方のお土産や、高級なお菓子が届くワクワク感があります。 - 買い物の手間が省ける
定期的に自宅へ食材や加工品が届くため、スーパーへ行く頻度を減らせます。 - 企業の支援につながる
破棄するはずだった生産者や製造元にお金が回り、直接的な応援になります。
- 中身を選べない(ガチャ要素)
何が届くか分からないため、好みではない味やアレルギーのある食品が届くリスクがあります。 - 賞味期限が短い
数週間〜1ヶ月程度で消費しなければならない商品が多く、急いで食べる必要があります。 - 一度に大量に届く
段ボール一杯に同じ商品が届くケースもあり、冷蔵庫やパントリーの保管スペースを圧迫します。 - 食べきれずに二次ロスになる危険
量が多すぎたり口に合わなかったりして、結局自宅で腐らせてしまうと本末転倒になります。 - お届けのタイミングが不定期な場合もある
ロスの発生状況に合わせて配送されるサービス(ロスゼロなど)では、次回がいつ届くか予測しにくいです。

デメリットを避けるためには、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- 家族が多い家庭、または好き嫌いが少ない人が利用する
- 届いた食品を友人や近所の人とお裾分けできる環境を作っておく
- 購入前に**冷蔵庫や収納スペースの空き**をしっかり確保する
食品ロスのサブスク&フードロス定期便の失敗しない選び方

食品ロスのサブスク(フードロス定期便)を選ぶ際は、自分のライフスタイルや好みに合っているかを事前に確認することが大切です。失敗しないための重要な選び方のポイントを4つに分けて詳しく解説します。
サービスによって、届く食品の得意分野が大きく異なります。自分の消費傾向に合わせて選びましょう。
- お菓子・スイーツ中心
有名ブランドのチョコレートや地方のお土産、高級洋菓子などが届きます。贅沢なティータイムを楽しみたい方や、個包装で配りやすいものを求める方に最適です。 - 日常の加工食品・調味料中心
レトルト食品、カップ麺、缶詰、ドレッシングなどがバランスよく届きます。日持ちするものが多く、日々の自炊や食事の準備を楽にしたい方におすすめです。 - 生鮮食品(野菜・果物・パン)中心
形が不揃いな規格外野菜や、ベーカリーで余ってしまった冷凍パンなどが届きます。健康志向の方や、毎日の食材をお得に揃えたい家庭に向いています。
フードロス定期便は段ボール一杯に大量に届くケースが多いため、消費ペースの計算が必須です。
- 一人暮らし・少人数世帯
「隔月(2ヶ月に1回)配送」や「小容量プラン」があるサービスを選びましょう。配送頻度が高すぎると、消費が追いつかずに自宅で新たな食品ロスを発生させてしまいます。 - ファミリー・大家族世帯
「毎月配送」や「大容量まとめ買いプラン」がおすすめです。食べ盛りの子どもがいる家庭であれば、賞味期限が短くても一気に消費できるため、コスパの恩恵を最大限に受けられます。
食品ロスが発生する仕組み上、配送のルールもサービスごとに異なります。
- 定期スケジュール型(毎月など)
「毎月第○土曜日」のように決まった周期で届くタイプです。受け取りのスケジュールが立てやすく、冷蔵庫のスペースを事前に空けておく準備がしやすいメリットがあります。 - 不定期(ロス発生連動)型
食品ロスが大量に発生したタイミングを見計らって発送されるタイプです。いつ届くか分からないワクワク感がある反面、突然荷物が届くため収納場所の確保に焦る可能性があります。
初めて利用する場合は、いつでも辞められる手軽さがあるかをチェックしておくと安心です。
- 回数縛りの有無
「最低3回以上の継続が必要」といった条件がないか確認しましょう。初回を試してみて口に合わなかったり、量が多すぎたりした場合にすぐ解約できる「縛りなし」のサービスが安心です。 - スキップ(一時停止)機能
旅行や出張、あるいは前の月に届いた食品がまだ残っている場合に、1回分配送を休める「スキップ機能」があると、自分のペースを保ちやすくなります。
これらのポイントを押さえて選ぶことで、「せっかく買ったのに食べきれなかった」という失敗を防ぎ、お得で快適なフードロス削減ライフを送ることができます。
食品ロスのサブスク&フードロス定期便おすすめ3社を一挙紹介!

各サービスの特徴や料金体系をまとめました。右にスライドして比較いただけます。(※2026年7月時点の最新データ)
| サービス名 | 月額料金(税込) | 購入システム | 送料 | 主な特徴・メリット |
|---|---|---|---|---|
| トクポチ |
130円 または 330円 | 都度購入型 (会員制割引) |
別途必要 | 全品60%OFFからスタートし、最終的に「無料(0円)」になる驚きの仕組み。 |
| ロスゼロ不定期便 | コースによる | 不定期お届け (約2ヶ月に1回) |
コースに含む | 何が届くか分からない「福袋感覚」のワクワク感が楽しめる。 |
| Kuradashi(クラダシ) | 基本無料 (プレミアムは550円) |
都度購入型 | 別途550円等 (※プレミアムは無料) |
業界最大手。月額550円のプレミアム会員になればいつでも送料無料でお得。 |
1. 「トクポチ」食品ロスのサブスク

「トクポチ」
「賞味期限間近」などのワケあり商品をお値打ち価格で販売している会員制の通販サイトです。最大の魅力はその圧倒的な「安さの仕組み」です。
- 割引の仕組み: 商品の販売価格は、基本的に市価の60%OFFからスタートします。1週間ごとに割引率が10%ずつ追加され、発売から一定期間経過した商品はなんと「価格0円(100%OFF)」で販売されます。
- 取扱商品: お米、パスタ、缶詰、お菓子、飲料、サプリなど8つのカテゴリーが揃っています。
- 月額料金(税込): スタンダードプラン 130円 / プレミアムプラン 330円(※商品購入時は別途送料がかかります)
公式HP:「トクポチ」
フードロスのサブスク「トクポチ」の紹介動画(1分30秒)
2. 「ロスゼロ不定期便」食品ロスのサブスク

「ロスゼロ不定期便」
食品ロスとなる食品が「不定期」に届く、新しい体感型のサブスクリプションです。
食品ロスは安定して発生するものではないため、「毎回同じタイミングで届かない」という特徴を逆手に取り、何が送られてくるか分からないワクワクする福袋感覚を楽しめるのが魅力です。
- 配送頻度: 余剰食品が発生したタイミングで不定期(※目安として約2ヶ月に1回程度)にお届けされます。
- 内容: お菓子・スイーツ・常温保存可能な食品など、その時の状況に合わせてロスゼロがセレクトします。
- 情報: SDGsや環境問題に興味を持てるような情報誌が商品と一緒にお届けされます。
公式HP:「ロスゼロ不定期便」
3. 「Kuradashi(クラダシ)」日本最大級のロス削減通販
食品ロスの削減に貢献できる日本最大級のショッピングサイトです。賞味期限が近い食品や、パッケージ変更で店頭に並べられなくなった商品が最大97%OFFで購入できます。
- 月額料金: 一般会員は「無料」で利用可能です。
- プレミアム会員(月額550円): 会員になると、商品ごとに通常かかる基本送料(550円)が「何度でも送料無料」になるため、月に複数回注文する方はプレミアム会員が圧倒的にお得です。
- 社会貢献: 売上の一部が、環境保護や動物保護などの社会貢献活動を行う団体に寄付されます。
公式HP:「Kuradashi(クラダシ)」
食品ロスの削減に貢献できる日本最大級のショッピングサイト「Kuradashi(クラダシ)」公式動画サイト
過去に終了した食品ロス関連のサービス(ご注意)
過去に紹介されていた以下のサービスは、2026年現在は終了(または休止)しています。他サイトの古い情報にご注意ください。・junijuni(ジュニジュニ):東京ガスが運営していたショッピングサイトですが、2023年9月にサービスを終了しました。
・tabekifu(タベキフ):食品ロス解消と寄付を繋ぐアプリでしたが、現在はサービスを休止しています。
まとめ:食品ロスを減らすために、私たちにできること

以前は「年間600万トン」と言われていた日本の食品ロスですが、企業の取り組みや消費者の意識の高まりもあり、最新の推計値(※農林水産省・環境省発表)では約470万トンにまで減少傾向にあります。
しかし、それでも国連WFP(国連世界食糧計画)による世界全体の食料援助量に匹敵する量の食べ物が、まだ食べられるのに捨てられているという深刻な現実は変わっていません。
実は、食品ロスの約半分(約240万トン)は、スーパーなどの企業からではなく「私たちの家庭から」発生しています。
これは、1世帯あたり毎年約6万円相当の食品を捨てている計算になり、さらにその食べ物をゴミとして処理するためにも、莫大な「税金」が支払われているのです。
食品ロス問題は、決して他人事ではなく、私たちの生活や家計に直結している問題です。
買い物の際に「手前取り(賞味期限の近いものから買う)」を意識したり、今回ご紹介した「食品ロスのサブスク・定期便」を賢く活用することで、食費を安く抑えながら誰でも簡単に社会貢献ができます。
地球環境と私たちのお財布、その両方を守るために。まずは日常生活のちょっとした選択から、美味しくお得な「ロス削減」を始めてみませんか?
●出典・参考・引用



