NHK・あさイチ（2025年3月28日）放送は、特別編。これまでの放送から反響の多かった回を再びお届けします。「特選！エンタ」より、島津亜矢(アヤ・シマヅ)さんの豪華ライブもう一度、お楽しみください。INI（アイエヌアイ）の特別ライブもお届けします。

この記事では、演歌歌手の島津亜矢（しまずあや）さんと、日本の11人組男性アイドルグループ「INI（アイエヌアイ）」について、詳しくご紹介していきます。

あさイチは、NHK総合テレビで毎週月曜～金曜に放送されている生活情報番組です。司会は博多華丸さん、博多大吉さん、鈴木奈穂子アナです。見逃し配信は7日間までは無料の「ＮＨＫプラス」で観ましょう。

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【あさイチ】「島津亜矢（しまずあや）」ってどんな演歌歌手？

島津亜矢：心に響く歌声で時代を彩る演歌界の歌姫！

日本の音楽シーンにおいて、その圧倒的な歌唱力と情感豊かな表現でひときわ輝きを放つ演歌歌手、島津亜矢（しまづあや）。「歌怪獣」という愛称が示す通り、彼女の歌声は聴く者の心を揺さぶり、ジャンルを超えて幅広い層に感動を与え続けています。今回は、そんな島津亜矢の魅力に深く迫ります。

1.熊本から全国へ：少女から歌姫への軌跡

島津亜矢は、1971年3月28日、熊本県鹿本郡植木町（現在の熊本市北区）に島津亜矢子（しまづあやこ）として生まれました。ご両親と姉を持つ家庭で育ちました。幼い頃から歌に親しみ、特に母親の影響で演歌の世界に自然と足を踏み入れました。

その才能は早くから開花し、3歳で初めて出場したのど自慢大会で優勝。その後も数々の大会で圧倒的な歌唱力を披露し、6歳までに獲得した優勝トロフィーは100本を超えるほどでした。地元テレビ関係者からは「まさに天才少女」と称賛されるほどの早熟ぶりでした。5歳の時には、都はるみの「好きになった人」を歌い、その歌声を聴いた作曲家の高木東六を「末恐ろしい！」と驚嘆させたという逸話はあまりにも有名です。また、デビュー前に歌手の藤山一郎から「君は日本の演歌の財産だ」と称えられたことも、彼女の非凡な才能を示すエピソードと言えるでしょう。

中学校を卒業後、島津は単身上京。芸名を島津亜矢と改め、15歳という若さで1986年5月21日にシングル「袴をはいた渡り鳥」でデビューを果たしました。作詞は数々の名曲を手掛けた星野哲郎、作曲は市川昭介という巨匠コンビによるこのデビュー曲は、彼女の輝かしいキャリアの幕開けを告げるものでしたが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

2.歌の道程：キャリアにおける重要な出来事

デビュー後、島津は坂本冬美、石上久美子と共に「はつらつ三人娘」を結成し、活動の幅を広げました。そして、1991年にリリースした「愛染かつらをもう一度」が30万枚を超える大ヒットとなり、彼女の名は広く知られるようになりました。1994年から1998年までラジオ番組「歌うヘッドライト」のパーソナリティを務めるなど、活躍の場を広げていきました。

2001年には、念願のNHK紅白歌合戦に初出場。「感謝状・母へのメッセージ」を心を込めて歌い上げ、多くの視聴者の感動を呼びました。その後、2015年に「帰らんちゃよか」で14年ぶりに紅白の舞台に復帰。以降4年連続で出場を果たし、その圧倒的な歌唱力で改めて存在感を示しました。

近年では、演歌の枠にとどまらない新たな挑戦も積極的に行っています。2010年には、ポップスのカバーアルバム「SINGER」シリーズをリリース。山口百恵の「秋桜」や中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」など、ジャンルを超えた名曲の数々を情感豊かに歌いこなし、大きな反響を呼びました。このシリーズは企画賞として日本レコード大賞を受賞するなど、その功績が認められています。また、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の主題歌「I CAN’T DO ANYTHING－宇宙（そら）よ―」をAYA名義で発表するなど、アニメソングの世界にも進出しています。2023年には、初のオリジナルポップスシングル「SINGALONG」をリリースし、全曲ポップスで構成されたコンサートツアーも開催するなど、その音楽性の幅広さには目を見張るばかりです。さらに、2024年にはアヤ・シマヅ（AYA Shimazu）としてアトランティック・ジャパンから全世界デビューを果たすことが決定しており、その活躍は日本国内にとどまらず、世界へと広がろうとしています。

3.心に響く歌声：代表的な楽曲たち

島津亜矢の歌声が多くの人々の心を捉えるのは、その卓越した歌唱力に加え、楽曲に込められた感情を深く理解し、それを表現する力に他なりません。彼女の代表的な楽曲をいくつかご紹介しましょう。

曲名（日本語）	曲名（英語翻訳）	発売年	意義・背景
袴をはいた渡り鳥	A Migratory Bird Wearing Hakama	1986	デビュー曲。彼女のキャリアの始まりを告げる一曲。
愛染かつらをもう一度	Once More Aizen Katsura	1991	大ヒットを記録し、彼女の名前を広く知らしめた出世作。
感謝状～母へのメッセージ～	Letter of Gratitude – Message to Mother	1997	母親への感謝の想いを込めた感動的な楽曲。初の紅白歌合戦でも歌唱。
帰らんちゃよか	You Don’t Have to Go Home	2004	14年ぶりの紅白復帰で歌唱し、大きな反響を呼んだ代表曲の一つ。
大器晩成	Late Bloomer	2005	作詞家・星野哲郎が日本作詩大賞を受賞した楽曲。彼女の代表作として広く親しまれている。
独楽	Spinning Top	2015	近年の演歌のヒット曲であり、彼女の円熟した歌唱力が光る一曲。
道	Road	2018	人生の旅路を歌い上げた、力強いメッセージが込められた楽曲。
おてんとさま	The Sun	2024	最新シングル。新たな音楽の方向性を示す一曲。
時代	시대 (The Times)	1975 (中島みゆき)	紅白歌合戦でのカバーが大きな話題を呼んだ。彼女のジャンルを超えた表現力を示す代表的なカバー曲。
First Love	First Love (宇多田ヒカル)	1999	音楽番組での歌唱が絶賛されたカバー曲。高い歌唱力を改めて印象づけた。
The Rose	The Rose (Bette Midler)	1979	紅白歌合戦で披露。洋楽も高いレベルで歌いこなす実力を示した。
I Will Always Love You	I Will Always Love You (Whitney Houston)	1992	圧倒的な歌唱力で聴く者を魅了するカバー曲。
夜に駆ける	Racing into the Night (YOASOBI)	2019	近年のJ-POPヒット曲をカバーし、若い世代にもその歌声が広がった。
群青	Ultramarine (YOASOBI)	2020	カバーアルバム「SINGER 9」に収録予定。現代的なJ-POPナンバーへの挑戦。
Subtitle	Subtitle (Official髭男dism)	2022	同じく「SINGER 9」収録予定。人気バンドの楽曲をどのように歌いこなすか注目される。
HELLO	Hello (Adele)	2015	「SINGER 9」に収録。世界的なヒット曲を日本語でどのように表現するのか期待が高まる。

これらの楽曲は、彼女の長きにわたるキャリアの中で、その時代ごとの音楽性や表現力を示すとともに、多くの人々の心に深く刻まれてきました。特にカバー曲は、彼女の卓越した歌唱力とジャンルを超えた音楽への愛情を示すものであり、新たなファン層を開拓するきっかけにもなっています。

4.「歌怪獣」の咆哮：圧倒的な歌唱力と表現力

「歌怪獣」というニックネームは、島津亜矢の歌声の力強さ、声域の広さ、そして楽曲を自在に表現する能力をまさに言い表しています。彼女の歌声は、クリアで伸びがあり、聴く者の魂を揺さぶるほどの力を持っています。

演歌特有の「こぶし」を自在に操る技術はもちろんのこと、ポップスや洋楽を歌う際には、そのこぶしを抑え、原曲の持つ雰囲気やニュアンスを忠実に再現する柔軟性も持ち合わせています。彼女の歌声は、単に技術的な高さを示すだけでなく、楽曲に込められた喜び、悲しみ、希望といった様々な感情を、聴く者の心にダイレクトに伝えます。まるで、声そのものが感情を宿しているかのように、聴く者の心に深く共鳴するのです。

ある分析では、島津亜矢の歌声の特徴が揃うと、言語中枢を経由せずに聴覚中枢から感情中枢に直接刺激が伝達され、感動が生じると指摘されています。これは、彼女の歌声が理屈ではなく、本能的に人々の心を捉える力を持っていることを示唆していると言えるでしょう。一方で、過去の彼女の歌声の方がより深みがあったと感じる人もいるように、その表現方法は時代と共に変化しているという見方もあります。しかし、どのような楽曲を歌っても、聴く者の心の奥底にまで届けることができる稀有な歌手であることは間違いありません。

5.マイクの向こう側：人柄と魅力

ステージ上での圧倒的な存在感とは対照的に、島津亜矢は謙虚で誠実、そして何よりも歌に対する真摯な姿勢を持つ人物として知られています。年間100公演を超えるコンサートを精力的にこなし、常に新しい挑戦を続ける彼女の姿は、多くの人々に感動と勇気を与えています。

彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、母親でありプロデューサーでもある久美子さんの存在です。幼い頃から歌の指導を受け、二人三脚で歩んできた母娘の絆は非常に強く、島津の音楽活動を支える大きな原動力となっています。

メディアで見せる明るく優しい笑顔や、飾らない人柄も彼女の魅力の一つです。ステージでの力強い歌声からは想像できないような、親しみやすい一面が多くのファンを惹きつけています。大のあんこ好きであることや、自身の性格を「猪突猛進」とユーモラスに語るなど、飾らないエピソードも彼女の人間味あふれる魅力を伝えています。コンサートに足を運んだ観客は、彼女の開けっ広げな笑顔と笑い声に自然と心が温かくなると言います。

6.最新の歌声：近年の活動とパフォーマンス

島津亜矢は、現在も精力的に音楽活動を展開しています。2023年1月にはカバーアルバム「SINGER 8」をリリースし、同年5月にはオリジナルシングル「おてんとさま」を発表しました。そして、2025年4月には待望の「SINGER 9」の発売が予定されており、YOASOBIの「群青」やOfficial髭男dismの「Subtitle」、Adeleの「HELLO」など、幅広いジャンルの楽曲が収録される予定です。

コンサート活動も活発で、全国各地でコンサートツアーを開催しています。2025年7月には、オーサカ＝モノレールとの一夜限りのPOPSコンサートも予定されており、新たな音楽の可能性を追求する彼女の姿勢が伺えます。また、テレビ番組への出演も多く、最近では「歌える！J-POP 黄金のヒットパレード」でTaiyoと共にコブクロの「桜」を歌唱したり、「プロフェッショナルランキング KING OF SING」でAdoの「唱」を圧巻の歌唱力で披露し、大きな話題となりました。

YouTubeでは、自身の公式チャンネル「島津亜矢【公式】歌怪獣チャンネル」を開設し、ミュージックビデオやライブ映像などを積極的に公開しています。

7.演歌界の力：影響と普遍的な魅力

島津亜矢は、演歌という伝統的なジャンルを守りながらも、積極的に他のジャンルの音楽を取り入れることで、演歌の可能性を広げ、新たなファン層を開拓する役割を果たしています。彼女の圧倒的な歌唱力と表現力は、演歌ファンだけでなく、これまで演歌に触れる機会のなかった若い世代にも支持されており、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。

幼少の頃からその才能を認められてきた彼女は、まさに演歌界の宝と言えるでしょう。彼女の歌声は、時代を超えて人々の心に響き、感動を与え続ける普遍的な魅力を持っています。

8.心に残る物語：興味深いエピソード

島津亜矢のキャリアには、数々の興味深いエピソードがあります。例えば、母親は亜矢が生まれた時の産声が太かったことから、「演歌を歌える子になる」と直感したと言われています。13歳の時に出場した歌謡祭でスカウトされたことがデビューのきっかけになったという秘話もあります。また、浪曲師の二葉百合子に師事していた時期があり、原田悠里、坂本冬美、藤あや子、石原詢子といった名だたる演歌歌手たちと「二葉組」を結成し、交流を深めていたことも知られています。

2007年には、コンサートへ向かうタクシーが事故に遭い軽傷を負いながらも、予定通りコンサートを開催するというプロ意識の高さを見せました。2009年には、コンサート直前に会場周辺で爆破予告があり、コンサートが延期になるという騒動もありました。1990年代には、NTTドコモの「ドコモ音頭」を歌唱していたという意外な一面も持っています。そして、2015年の紅白歌合戦でのパフォーマンスに感動したマキタスポーツが、彼女を「歌怪獣」と名付けたことは、今や広く知られるエピソードです。

9.さらなる歌の世界へ：公式ウェブサイト

島津亜矢の音楽や最新情報をもっと知りたい方は、ぜひ彼女の公式ホームページをご覧ください。

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10.まとめ

島津亜矢の歌声は、大人の女性の心にも優しく、そして力強く語りかけます。その圧倒的な歌唱力と豊かな表現力、そして何よりも歌を愛する真摯な気持ちは、聴く者の心を深く捉え、忘れかけていた感情を呼び覚ましてくれるでしょう。これからも、島津亜矢の歌声が、多くの人々の心を温め、彩り続けることを願ってやみません。

【あさイチ】日本の11人組男性アイドルグループ「INI（アイエヌアイ）」ってメンバーは？

INIは、日本のポップカルチャー界で注目を集める11人組男性アイドルグループです。この記事では、INIの結成から音楽性、メンバーの個性、そして多様な活動まで、その魅力を余すことなく紹介します。

INIの結成と背景:

INIは、人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」を通じて結成されました。
所属事務所は、吉本興業とCJ ENMの合弁会社であるLAPONE Entertainmentです。
は、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2で出会った11人の僕たち（I）が、あなた（I）と繋がり合う（Network）」という意味が込められています。

メンバーの個性:

INIは、それぞれ独自の強みと魅力を持つ11人のユニークで才能あるメンバーで構成されています。
- 池﨑理人（いけざきりひと）:
  - 福岡県出身で、2001年8月30日生まれ。
  - クールで落ち着いた雰囲気と、時折見せる可愛らしいギャップが魅力的です。
  - 低音ボイスでのラップを得意とし、楽曲に深みを与えています。
  - ドラムやギターの演奏、絵を描くことも得意と芸術的な才能も持っています。
- 尾崎匠海（おざきたくみ）:
  - 大阪府出身で、1999年6月14日生まれ。
  - 高い歌唱力と表現力を持ち、聴く人を魅了するメインボーカルの一人です。
  - 過去に他のグループでの活動経験があり、俳優としても活躍しています。
  - アニメ好きで、バラードを歌うときの表現力に定評があります。
- 木村柾哉（きむらまさや）:
  - 愛知県出身で、1997年10月10日生まれ。
  - INIのリーダーとして、グループをまとめ、メンバーからの信頼も厚いです。
  - ダンスの実力が高く、パフォーマンスを牽引する存在です。
  - 落ち着いた雰囲気と、メンバーへの優しい気遣いが魅力です。
- 後藤威尊（ごとうたける）:
  - 大阪府出身で、1999年6月3日生まれ。
  - クールで真面目な印象ですが、多彩なスキルを持ち、グループに貢献しています。
  - 読書好きで、和太鼓、ものまね、バスケットボール、サッカーなど多岐にわたる才能を持っています。
- 佐野雄大（さのゆうだい）:
  - 大阪府出身で、2000年10月10日生まれ。
  - 明るく親しみやすい性格で、グループのムードメーカー的存在です。
  - ものまねが得意で、アニメオタクな一面も持ち合わせています。
  - 「癒しスペシャリスト」とも評されており、グループ内で心地よくポジティブな存在です。
- 許豊凡（しゅうふぇんふぁん）:
  - 中国出身で、1998年6月12日生まれ。
  - 日本語、英語、韓国語を話せる語学堪能なメンバーです。
  - 落ち着いた雰囲気と、知的な魅力が際立っています。
  - ポケモンバトル、写真撮影、美術館での芸術鑑賞を趣味としています。
- 髙塚大夢（たかつかひろむ）:
  - 東京都出身で、1999年4月4日生まれ。
  - 透き通るような歌声が特徴で、グループの音楽性を支えるメインボーカルの一人です。
  - 生き物を飼育するというユニークな趣味を持ち、多岐にわたる芸術的才能を発揮します。
  - アニメ映画の声優を務めるなど、多方面で活躍しています。
- 田島将吾（たじましょうご）:
  - 東京都出身で、1998年10月13日生まれ。
  - 高いパフォーマンス力と表現力で、観客を魅了するラップ、ダンス担当。
  - 過去にジャニーズJr.や韓国の芸能事務所での活動経験があり、高いスキルを持っています。
  - 多彩な趣味を持ち、語学も堪能です。
- 西洸人（にしひろと）:
  - 鹿児島県出身で、1997年6月1日生まれ。
  - クールでセクシーな雰囲気と、高いダンススキルが魅力です。
  - バックダンサーや振付師としての経験も豊富です。
  - 「悪い男の雰囲気だけどフレンドリー」と評されており、多くの人を魅了する不思議な魅力を持っています。
- 藤牧京介（ふじまききょうすけ）:
  - 長野県出身で、1999年8月10日生まれ。
  - 力強く感情豊かな歌声で、聴く人の心を打つメインボーカルの一人です。
  - デビュー前にTikTokで人気を集め、「癒しボイス」と評されています。
  - 歌うこととサウナに行くことでリラックスと楽しみを見出しています。
- 松田迅（まつだじん）:
  - 沖縄県出身で、2002年10月30日生まれ。
  - グループの末っ子で、若々しいエネルギーと明るい笑顔が魅力です。
  - ダンス、ラップ、ボーカルと高いパフォーマンス力を持っています。
  - バスケットボールや漫画を楽しむことを趣味としています。