NHK・あさイチ(2025年4月18日)「特選エンタ」コーナーに、柴田ケイコさん登場!『パンどろぼう』シリーズの著者です。
『柴田ケイコさんってどんな人?』
『どんな絵本があるの?』
など、疑問をお持ちの方も多いはず。
そこで、いろいろ放送前に調べてみました♪そんな疑問を解決できる内容にしました。
今回は、放送前ということで、『あさイチ』の内容とは異なりますが、後日、放送内容もご紹介しますので、お楽しみに!
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記事配信:おひとり様TV
NHK『あさイチ』の気になる情報をまとめました!
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大ヒット絵本『パンどろぼう』の生みの親!柴田ケイコさんの魅力と作品世界
「わが子が好きで、つい自分もハマってしまった!」そんな声が聞こえてきそうなほど、世代を超えて愛されている絵本『パンどろぼう』。一度見たら忘れられない、あのユニークな表情のパンどろぼうを生み出したのが、絵本作家の柴田ケイコさんです。
この記事では、今や国民的人気キャラクターとなったパンどろぼうの作者、柴田ケイコさんとは一体どんな方なのか、その素顔や経歴、そして『パンどろぼう』以外にもたくさんある魅力的な作品の数々を、たっぷりとご紹介します。
高知県で生まれ育ち、イラストレーターとして活動を始めた柴田さんが、どのようにして絵本の世界で才能を開花させたのか。クスッと笑えるユーモアと温かさにあふれる柴田ケイコさんの世界へ、一緒に足を踏み入れてみませんか?
柴田ケイコさんってどんな人? プロフィールと経歴
柴田ケイコさんは、自然豊かな高知県で生まれ育ちました。小さい頃から絵を描くことが大好きだったそうで、その才能は奈良芸術短期大学のビジュアルデザインコースでさらに磨かれました。
卒業後は、地元高知に戻り、印刷会社やデザイン制作会社でグラフィックデザイナーとして勤務。その後、フリーランスのイラストレーターとして独立されます。イラストレーターとしては、書籍の装画(表紙や挿絵)や広告、雑貨のデザインなど、幅広い分野で活躍されてきました。
絵本制作を始めたのは2002年頃から。当初から個性的でユーモアあふれる作風が注目され、イラストレーションのコンペティションである「ノート展」で準大賞を受賞するなど、その才能は早くから認められていました。
そして2016年、満を持して『めがねこ』(手紙社)で絵本作家として本格的にデビューを果たします。その後もコンスタントに作品を発表し続け、ついに2020年、代表作となる『パンどろぼう』(KADOKAWA)を発表。この作品が空前の大ヒットとなり、柴田ケイコさんの名前は一躍、全国の絵本ファンに知られることとなりました。
人柄が伝わるエピソード:食いしん坊でユーモアたっぷり?
柴田さんの作品の魅力の一つは、なんといってもそのユーモア!インタビューなどを拝見すると、柴田さんご自身もとても明るく、楽しいことが大好きな方のようです。
特に「食」へのこだわりは人一倍。ご自身のことを「食いしん坊」と語っており、作品にもおいしそうな食べ物がたくさん登場します。『パンどろぼう』はもちろん、『あま〜いしろくま』や『ぽめちゃん』シリーズなど、思わずお腹が空いてしまうような魅力的な食べ物の描写は、柴田さんの「好き」が詰まっているからなのかもしれませんね。
また、日常の中にある「ちょっと面白いこと」を見つけるのが得意なようです。散歩中に見かけたものや、ふとした瞬間の思いつきが、ユニークなキャラクターやストーリーの種になっているのだとか。あのパンどろぼうも、パン屋さんで見かけたフランスパンが人の顔に見えた、というユニークな視点から生まれたそうです。
制作は主にアクリルガッシュを使った手描き。デジタルが主流の現代において、手描きならではの温かみや筆致の面白さを大切にされています。そのこだわりが、キャラクターたちの生き生きとした表情や、絵本全体に流れる温かい雰囲気を作り出しているのでしょう。
代表作『パンどろぼう』シリーズ:なぜこんなに人気なの?
柴田ケイコさんを一躍有名にした『パンどろぼう』。まずはこの大人気シリーズについてご紹介しましょう。
- あらすじ: 世界中のおいしいパンを探し求める、食パンの姿をした大どろぼう「パンどろぼう」。町一番のパン屋さんに忍び込み、最高のパンを盗み出そうとしますが……?
- 魅力:
- キャラクター: なんといっても主人公「パンどろぼう」のキャラクターが秀逸!パンなのに表情豊かで、ちょっと間抜けで、でもどこか憎めない。その魅力に大人も子どもも夢中です。
- ストーリー: 「どろぼう」というドキドキするテーマを扱いながらも、展開はユーモラスで温かい。読み聞かせでも笑いが絶えません。
- 絵: 独特のタッチと色使いで描かれたパンや町の風景が魅力的。おいしそうなパンの描写は必見です。
- メッセージ: 単純な勧善懲悪ではなく、「好きなもの」への純粋な気持ちや、「ごめんなさい」と謝ることの大切さなど、子どもたちに伝えたいメッセージが込められています。
『パンどろぼう』は、MOE絵本屋さん大賞2020で第1位、第11回リブロ絵本大賞で大賞を受賞するなど、専門家からも高く評価されています。続編やスピンオフ作品も次々と発表され、今や絵本の世界を飛び出して、グッズやイベントなど様々な形で私たちを楽しませてくれています。
【パンどろぼう公式サイト】
https://ehon.kadokawa.co.jp/pandorobo/
柴田ケイコさんの作品世界:代表作一覧
『パンどろぼう』以外にも、柴田ケイコさんはたくさんの素敵な絵本を生み出しています。ここではその一部を、簡単な内容とともに一覧表でご紹介します。
★アマゾン「パンどろぼうシリーズ」絵本
タイトル | 出版社 | 発行年 | 内容紹介 |
---|---|---|---|
『パンどろぼう』シリーズ | KADOKAWA | 2020年~ | 食パン姿の大どろぼうが、おいしいパンを求めて大活躍(?)するユーモア絵本シリーズ。 |
『パンどろぼう』 | KADOKAWA | 2020年 | 記念すべき第1作。パン屋さんに忍び込んだパンどろぼうが見つけたものとは? |
『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』 | KADOKAWA | 2021年 | パンどろぼうの前に、謎の「にせパンどろぼう」が現れた!二人の対決の行方は? |
『パンどろぼうとなぞのフランスパン』 | KADOKAWA | 2021年 | パンどろぼうが旅先で出会った、ミステリアスなフランスパン。その正体は…? |
『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』 | KADOKAWA | 2022年 | スピンオフ作品。パンどろぼうの弟子(?)おにぎりぼうやが、一人前のどろぼうを目指して旅に出る。 |
『パンどろぼうとほっかほっカー』 | KADOKAWA | 2023年 | パンの配達中にトラブル発生!愛車「ほっかほっカー」と共に、パンどろぼうが奮闘する。 |
『しろくま』シリーズ | PHP研究所 | 2012年~ | ちょっとおっちょこちょいだけど、優しくて好奇心旺盛なしろくまくんが主人公のシリーズ。 |
『しろくまのパンツ』 | PHP研究所 | 2012年 | しろくまくんがなくしたパンツを、ねずみさんと一緒に探すユーモラスな探しもの絵本。パンツの形に穴が開いている仕掛けも楽しい。 |
『しろくまカフェ』 (作:ヒガアロハ) | 小学館 | (注1) | 人気コミック『しろくまカフェ』の絵本版イラストを担当。 |
『あま〜い しろくま』 | PHP研究所 | 2018年 | 暑い夏の日、しろくまくんがひんやり甘いものに変身していくお話。食べ物の描写が秀逸。 |
『おかしな しろくま』 | PHP研究所 | 2021年 | 今度はしろくまくんが美味しそうなお菓子に大変身! |
『ぽめちゃん』シリーズ | 白泉社 | 2019年~ | 食いしん坊で元気いっぱいのポメラニアン「ぽめちゃん」の日常を描くシリーズ。 |
『ぽめちゃん』 | 白泉社 | 2019年 | ぽめちゃんがドーナツを買いに行くお話。表情豊かなぽめちゃんが可愛い! |
『ぽめちゃんとだっくすちゃん』 | 白泉社 | 2020年 | 新しいお友達、だっくすちゃんが登場。二匹の微笑ましいやりとりが描かれる。 |
その他の絵本 | |||
『めがねこ』 | 手紙社 | 2016年 | 山で出会った動物たちに、ぴったりのメガネを見立ててあげる「めがねこ」のお話。柴田さんの絵本作家デビュー作。 |
『ドーナツペンタくん』 | 白泉社 | 2018年 | ペンギンなのに泳げないペンタくんが、ドーナツの穴を使って泳ぎの練習!?ユニークな発想が光る。 |
『パンつくる』 | 手紙社 | 2021年 | パン作りの工程を、リズミカルな言葉と温かい絵で描いた絵本。 |
『ねこのめんたまラーメン』 | 手紙社 | 2023年 | インパクト大なタイトル!猫たちが営む不思議なラーメン屋さんのお話。 |
(注1) 『しろくまカフェ』はヒガアロハさん原作のコミックであり、柴田ケイコさんは絵本版のイラストを担当されています。
(注記: 上記リストは代表的な作品の一部であり、全てを網羅しているわけではありません。発行年は初版のものです。)
この他にも、イラストレーターとして多くの書籍の装画や挿絵、企業のキャラクターデザインなどを手掛けており、その活躍は多岐にわたります。
作品に込められた想い:ユーモアと温かさの源泉
柴田さんの作品に共通して流れているのは、クスッと笑えるユーモアと、登場人物たちへの温かい眼差しです。どろぼうだったり、ちょっとドジだったり、コンプレックスを持っていたり…完璧ではないけれど、どこか愛すべきキャラクターたちが、一生懸命に生きる姿が描かれています。
インタビューでは、「子どもだけでなく、大人も楽しめる絵本を作りたい」と語られています。確かに、柴田さんの絵本は、子どもがゲラゲラ笑う横で、大人が思わずニヤリとしたり、時にはホロリとさせられたりすることも。それは、柴田さん自身が楽しみながら、読者を楽しませたいという気持ちで描いているからなのでしょう。
また、「日常の中の面白いこと」を発見する視点も、作品の大きな魅力です。パンが人の顔に見えたり、動物がメガネをかけたり、しろくまがパンツをはいたり…。凝り固まった常識にとらわれず、自由な発想で世界を見る楽しさを、絵本を通して教えてくれているようです。
専門家の意見として、特定の評論家の名前を挙げることは難しいですが、多くの書評や絵本紹介記事では、柴田さんの作品について以下のような点が評価されています。
- 独創的なキャラクター造形: 一度見たら忘れられない、インパクトと愛嬌のあるキャラクターたち。
- 秀逸なユーモアセンス: 子どもにも大人にも通じる、温かく洗練されたユーモア。
- 魅力的な色彩感覚: ポップでありながら深みのある色使い、手描きならではの質感。
- 共感を呼ぶテーマ: 食への興味、友情、コンプレックスの克服など、普遍的なテーマを扱っている点。
これらの要素が組み合わさることで、柴田ケイコさんの絵本は多くの人々を惹きつけ、繰り返し読みたくなる魅力を持っていると言えるでしょう。
柴田ケイコ作品を楽しむためのヒント
柴田ケイコさんの絵本をこれから読んでみたい、もっと楽しみたいという方へ、いくつかヒントをご紹介します。
- まずは『パンどろぼう』から: やはり代表作は外せません!親子で声に出して読むと、パンどろぼうのユニークなセリフ回しや、ユーモラスな展開に、きっと笑いが込み上げてくるはずです。
- 「食べ物」に注目してみる: 柴田さんの絵本には、本当においしそうな食べ物がたくさん登場します。パン、お菓子、ラーメンなど、細部までこだわって描かれた食べ物の描写をじっくり味わってみてください。「このパン、どんな味かな?」「このラーメン、食べてみたい!」なんて、親子で会話が弾むかもしれません。
- キャラクターの表情を観察する: 柴田さんの描くキャラクターは、表情がとても豊かです。嬉しい顔、困った顔、企んでいる顔…セリフがなくても、その表情から気持ちが伝わってきます。ページをめくりながら、キャラクターたちの細かい表情の変化を追ってみるのも楽しいですよ。
- 他のシリーズも手に取ってみる: 『パンどろぼう』が気に入ったら、ぜひ『しろくま』シリーズや『ぽめちゃん』シリーズも読んでみてください。それぞれ違った魅力がありますが、柴田さんらしいユーモアと温かさは共通しています。きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。
- 大人だけでじっくり読む: 子ども向けと思われがちな絵本ですが、柴田さんの作品は大人が読んでも十分に楽しめます。忙しい日常の中で、ちょっと心が疲れた時、クスッと笑えて心が温まる柴田さんの絵本を開いてみてはいかがでしょうか。
まとめ:日常にユーモアと温もりをくれる柴田ケイコさんの世界
今回は、大人気絵本『パンどろぼう』の作者、柴田ケイコさんについて、その経歴や人となり、そして魅力あふれる作品の数々をご紹介しました。
高知県で育ち、イラストレーターとしての経験を経て、絵本作家として才能を開花させた柴田さん。その作品は、ご自身の「食いしん坊」な一面や、日常の面白いことを見つけるユニークな視点、そして何よりも読者を楽しませたいという温かい気持ちから生まれています。
代表作『パンどろぼう』をはじめ、『しろくま』シリーズ、『ぽめちゃん』シリーズなど、柴田さんの描く絵本には、一度見たら忘れられない愛嬌たっぷりのキャラクターたちがたくさん登場します。彼らが繰り広げるユーモラスで心温まる物語は、子どもたちはもちろん、私たち大人の心にも、笑顔と元気を与えてくれます。
もしあなたがまだ柴田ケイコさんの絵本を手に取ったことがないなら、ぜひ一度、読んでみてください。きっと、その独特の世界観と、ページをめくるたびに感じる温かさ、そして思わず吹き出してしまうようなユーモアの虜になるはずです。忙しい毎日の中に、柴田さんの絵本が、ちょっとした笑いと癒やしのひとときを届けてくれることでしょう。
補足
柴田ケイコさんの絵本に興味を持ったら、ぜひお近くの書店や図書館で探してみてください。オンライン書店でも購入できます。
- パンどろぼう公式サイト (KADOKAWA): (情報やグッズ情報も!)
- 絵本ナビ (柴田ケイコさん作家紹介): (作品一覧やレビューが見られます)
また、読み聞かせイベントなどが開催されることもありますので、お住まいの地域の情報をチェックしてみるのもおすすめです。
<参考・出典・引用>
この記事を作成するにあたり、以下の情報を参考にしました。
- パンどろぼう公式サイト (KADOKAWA) :絵本ナビ 作家紹介 柴田ケイコ および各作品紹介ページ
- 各出版社(PHP研究所、白泉社、手紙社など)の公式サイトにおける著者紹介および作品紹介ページ
- その他、各種メディア(MOE web、ニュースサイト等)における柴田ケイコさんへのインタビュー記事や書評記事
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厚生労働省「暮らしや仕事の情報」
●出典・参考・引用
★あさイチ見逃し配信は?
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